雑記など

25年ぶりに地元の模型店を訪れた話

2018年8月15日

先日、思い立って25年ぶりに地元の模型店を訪れてみました。

そこは、懐かしさと新しさが混在した空間でした。

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外観は当時のままだった

僕の地元の模型店は、片側2車線の県道と住宅街に通じる市道が交わる交差点にあります。

これまで仕事やプライベートで何度も前を通っていたのですが、25年間足を止めることはありませんでした。

外観は当時のままです。

白の外壁に「〇〇模型店」と太文字で大きく書かれています。

駐車場は無く、この辺りは駐車可能なのでそのまま県道に路上駐車します。

25年前は自転車で20~30分かけて通った記憶がよみがえります。

店の中はほぼ当時のままだった

「こんちは。」と中に入ると、右側にはショーケースを隔ててテレビを見ながら店主が座っています。

ショーケースの中や上には塗料や接着剤、パテ、工具なんかが陳列されています。

ショーケース上の天井からは、エッチングパーツやディティールアップパーツがひもでくくられて吊るされています。

気になるパーツを見たい時は店主のおじさんに声をかけて、棒でとってもらう方式は当時のままです。

入口の左側は飛行機や戦車などのプラモデル。

長い年月をこの店で過ごしているのか、日に焼けて色褪せたパッケージもあります。

入り口正面はガンプラなどの陳列棚。

その裏の棚は自動車やバイクのプラモデル。

今風のオシャレな店とは違って、昔の商店の雰囲気のある、雑な、ある意味気取らないでいい店舗。

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店主が変わっていた

店の中も外も25年前とさほど変わらないのですが、一つだけ明らかに違っていた点があります。

おじさんが別人なのです。(僕もいい年こいたオジサンなのですが)

当時の店主は、フサフサの白髪で少しふくよかなおじさんでした。

いつも渋い表情をしていて、とても無口な方でした。

でも今日居る人は、あの人より痩せていて、髪も黒く、(良く言って)ジャン・レノみたいにおでこが広いおじさんです。

僕「すみません、25年ぶりにこの店に来たんですけど、昔とあまり変わりませんね。」

急に声を掛けられて、テレビを見ていたおじさんがこっちを向きます。

2秒ほど間をおいてから、

おじさん「おぅ、そうだねぇ。」

こいつは誰だろうっていう表情でこちらを見ています。

僕「25年ぐらい前はよく通っていたんですけど、久しぶりに来てみました。前のおじさんはどうかしたんですか?」

おじさん「あぁ、5年ぐらい前に亡くなったよ。昔、この店に来てたの?」

僕「自転車で20~30分かけて。中学生の頃まで通ってましたよ。昔と雰囲気変わりませんね。」

おじさん「ほぅ、昔からそのままさ。」

どうやら先代の息子さんのようです。

僕「懐かしいから、ちょっと中を見てもいいですか?」

おじさん「あぁ、どうぞ。」

おじさんはまたテレビのほうに向きます。

それから30分ぐらい、懐かしい雰囲気を感じながら、新しい商品を手に取ったりしながら、じっくりと店の中を歩き回りました。

【まとめ】

当時からの懐かしい店の雰囲気や商品と、初めて見る新しい商品や人物が混在する空間。

あの頃の「おじさん」はもういないけど、新しい「おじさん」がいる。

思い出の模型店を訪ねてみた事で、懐かしさと新しさ、ちょっとだけ寂しさも感じたひと時でした。

チャンチャン

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