素組みして保管しておいたHGザクハーフキャノンのレビューです。
全身画像はもちろん取説記載のカラーガイドによる公式塗装レシピも掲載。
加えて設定上の機体スペック、販売価格と発売日も。
スポンサーリンク
ザク・ハーフキャノンの概要
機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD(MOBILE SUIT DISCOVERY)に登場するザク・ハーフキャノンの概要です。
機体の概要
地球連邦軍が新型機動兵器の開発に成功した。
その情報がジオン公国軍北米カリフォルニア・ベースに伝えられると、開発チームは来るべき対モビルスーツ戦に備えた試作機の開発に着手していた。
MS-06K ザク・キャノンはMS-06をベースに中距離支援を主眼に製作された機体で、その試作は9機に留まったといわれる。
しかし地球連邦軍の反撃が激しさを増していくと、ジオン公国地上軍では損耗した機体に応急処置を施して戦力の補強行うようになっていた。
MS-06CK ザク・ハーフキャノンはザクⅡC型にMS-06Kのランドセルを装備させたものである。
ランドセルには180mmキャノン砲(もしくはガトリング・ガン)、2連装スモーク・ディスチャージャーを装備し、モビルスーツでの集団戦を想定したビッグガンも携行できた。
スペック
- 型式番号:MS-06CK
- 頭頂高:17.5m
- 全幅:9.2m(スパイク含む:9.7m)
キットの概要
- 価格:1,980円(税10%込)
- 発売日:2017年11月
- ランナー10枚(うちポリキャップ1枚、ABSランナーなし)
- マーキングシール1枚
HG ザク・ハーフキャノン 素組みレビュー
ザク・ハーフキャノン素組みレビューです。
クリックで拡大画像が見れます。
180mmキャノン砲装備状態
ザク・ハーフキャノンはC-5型、陸戦型(J型)など複数のザクⅡがベースになっているという設定。
画像はC-5型の胸部パーツで素組みしてあります。
キットにはJ型の胸部パーツも付属し選択可能。
角度を変えた正面写真。
前腕に合わせ目が見えます。
頑張って後ハメ加工と合わせ目消しをするか、段落ちモールドにするか悩みどころ。
腰両側のビッグガン(2連装ミサイルポッド)はランドセル下部にジョイントアームで連結。
非戦闘時はビッグガンを後方に向けいているという設定。
角度を変えた左前からのショット。
ビッグガン本体はモナカ合わせで射出口が別パーツという構成。
ビッグガンを連結しているジョイントアームにはデザインとも解釈できる肉抜き穴があります。
この角度からは見えませんが、2連装スモークディスチャージャーは内側に肉抜き穴あり。(あまり目立たない配置)
左後方からの別ショット。
前腕の合わせ目はこの角度からは目立ちません。
左肩アーマーは前後2分割構成。
ザク・ハーフキャノンのランドセルには武装が集約されています。
各武装は全弾を打ち尽くした後、コクピットからの操作で取り外すことができるという設定。
真後ろの別ショット。
画像では写ってませんが、腰の後ろ側に付属のヒートホークを取り付けることも可能。
中距離支援火器の180mmキャノン砲は実態弾を発射するという設定。
右後方の別ショット。
キャノン砲はモナカ合わせの砲身と別パーツの先端という構成。
太ももは前後分割。
合わせ目が段落ちモールド化されていて目立ちません。
すね・ふくらはぎパーツも前後分割。
パーツの合いが良いので写真ではそれほど目立ってません。
ガトリング・ガン装備状態
対空兵器のガトリング・ガンはランドセルから給弾ベルトで弾薬を供給。
ガトリング・ガンの銃口はモールドが浅いので彫りなおすと見栄えが良くなりそう。
ガトリング・ガン装備状態の別ショット。
この状態だと右腰に近接戦闘用のヒート・ホークを携行することも可能。(写真には写ってません。)
給弾ベルトは動力パイプと同じ柔らかいPS(ポリスチレン)製。
ガトリング・ガン装備状態では給弾ベルトがあるため、ビッグガンは左側にしか装備できません。
ガトリング・ガン本体はモナカ合わせ、銃口が別パーツという構成。
付属品:マーキーングシール
付属のマーキングシール。
赤いラインは余白がないためそのまま貼っても良さそうです。
公式塗装レシピ
本体等ブラウン部 | ホワイト60% ウッドブラウン30% ブラック10% |
本体等ライトブラウン部 | ライトブラウン60% ホワイト60% オレンジイエロー少量 |
本体等ダークブラウン部 | マホガニー60% カーキ20% ブラック20% |
フレーム等グレー部 | グレー90% ブラック10% |
武器等ライトグレー部 | グレー50% すみれ色35% みず色15% |
センサーピンク部 | ピンク100% |
ザク・ハーフキャノンの公式カラーガイド、塗装レシピです。
HG ザク・ハーフキャノン 素組みレビューまとめ
ORIGIN版ということでディティール密度が高いキットです。
胸部パーツと武装の選択肢があるのも楽しい。
合わせ目消しをして全塗装するだけで十分楽しめそうです。
全塗装するなら肩アーマーの合わせ目消しは必須でしょう。
あとキャノン砲とガトリング・ガンの合わせ目も。
前腕とすね・ひざパーツの合わせ目は、段落ちモールドにしてやり過ごしてもいいかもしれません。