ガンプラの作り方

もう迷わない! ガンプラの種類・違い・グレード・難易度 比較一覧

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2019年に発売から40周年を迎えたガンプラには、たくさんの種類・グレードがあります。

HG・RG・MGのグレードごとに特徴があり、値段・大きさ・難易度も違います。

逆に初心者はどれを選んだらいいか迷うので、わかりやすく一覧表にまとめてみました。

グレード比較一覧表

先にガンプラの主な種類・グレードを比較して一覧で紹介しますね。

グレード スケール 大きさ 主な価格帯 初心者度
SD 無し 10㎝前後 500~1,500
HG 1/144 14㎝前後 1,000~2,000
RG 1/144 14㎝前後 2,500~3,000
MG 1/100 20㎝前後 3,500~6,000
RE/100 1/100 20㎝前後 3,000~5,000
PG 1/60 30㎝前後 12,000~20,000
メガサイズ 1/48 40㎝前後 8,000~10,000
Taro
Taro
初心者度は私の主観です。

SD(スーパーデフォルメ) 初心者おすすめ

  • スケール:無し
  • 大きさ:10㎝前後
  • 主な価格帯:500~1,000円
  • 初心者おすすめ度:

機動戦士ガンダムに出てくるモビルスーツをデフォルメして可愛らしい3頭身キットにしたのがSDシリーズです。

タッチゲートが採用されニッパーなどの道具無しでランナーからパーツを手でもぎ取る事ができるので、子供でも組み立てる事ができます。

とは言えパーツの色分けもちゃんとされているので、組んでシールを貼るだけでもカッコイイガンプラに仕上がります。

初登場はSDガンダムBB戦士シリーズで、武者シリーズや騎士シリーズがラインナップ。

近年登場のSDガンダムクロスシルエットは、クロスシルエットシステムというフレームの組み換えで低身長・高身長の組み換えが可能になりました。

元々海外で展開されていたSDガンダムEXスタンダードは、HGシリーズと部品の互換性があり可動域も大幅に拡大しています。

⇒SDシリーズの製作記

こんな方におすすめ

  • 小さいお子さん
  • 親子でガンプラを楽しみたい人
  • ニッパーなどの道具を持ってない人
  • 簡単に可愛らしいガンプラを作りたい人

HG(ハイグレード) 初心者おすすめ

  • スケール:1/144
  • 大きさ:14㎝前後
  • 主な価格帯:1,000~2,000円
  • 初心者おすすめ度:

ラインナップが一番多く、ガンプラの代名詞と言ってもいいのがHGシリーズです。

バンダイ独自の多色成型でパーツが色分けされプロポーションも良いので、組み立ててシールを貼るだけでリアルでカッコイイガンプラが完成します。

シンプルなキットなら1時間程度で組み終わるので、初心者の入門用に最適です。

パーツ数も少なく値段もお手頃なので、スミ入れや塗装・ウェザリングの練習にも良いと思いますよ。

初心者のみならずHGシリーズをガッツリ作り込む中・上級者さんも多くいらっしゃいます。

ハイグレードはには大きく分けて宇宙世紀(アニメ第1作「機動戦士ガンダム」及び続編)が舞台のHGUCシリーズと、それ以外のHGシリーズがあります。

⇒HGグレードの製作記

こんな方におすすめ

  • ガンプラ初心者
  • お手頃価格とそこそこの作り応えを求める人
  • 塗装・ウェザリングの練習をしたい人
  • ディティールアップ・改造の練習をしたい人
  • ミキシングの部品取りを探している人
  • 自分好みに手を入れる中・上級者

RG(リアルグレード)

  • スケール:1/144
  • 大きさ:14㎝前後
  • 主な価格帯:2,500~3,000円
  • 初心者おすすめ度:

HGと同じ1/144スケールながら1/100のMG並みの色分け・パーツ数なのがRGシリーズです。

HGと比べてシール数も桁違いで、全身のディティールも高密度な作りです。

パーツ数が多いため時間がかかりますが、組み立てた時の完成度が同スケールのHGとは全然違います。

初心者でもゲート処理・スミ入れ・つや消しコーティングだけで上級者並みの仕上がりになります。

ただし一つ一つのパーツが小さいため、組み立て難易度は高いほうになります。

価格帯としてはHGとMGの中間に位置するので、HGからのステップアップにも良いでしょう。

こんな方におすすめ

  • 小さくても精巧なガンプラを作りたい人
  • 基礎的な工作だけでも見栄えのするガンプラを作りたい人
  • MG・RE/100では大きいと感じる人

MG(マスターグレード)

  • スケール:1/100
  • 大きさ:20㎝前後
  • 主な価格帯:3,500~6,000円
  • 初心者おすすめ度:

精巧につくられた内部フレームによりスタイルと可動を両立させたのがMGシリーズです。

ガンプラの代名詞HGと比べるとパーツ数・シール数が多くディティールも緻密で、1/100スケールと大きい事もあり、作り応え・迫力・完成度ともに十分です。

RGシリーズと比較すると、パーツが大きい分組み立てやディティールアップ・改造の難易度は低いでしょう。

元々の高い完成度と大きさ・完成後の見応えからか、MGグレードを好んでつくる中・上級者さんも大勢いらっしゃいますね。

またメカデザイナーのカトキ・ハジメさんがプロデュースするMG Ver.Ka(マスターグレード バージョンカトキ)というブランドもあります。

Ver.Kaは通常のMGよりさらにデザインやディティールにこだわっているので、見応え・完成度がワンランク上になります。(お値段も)

こんな方におすすめ

  • HGからステップアップしたい人
  • 作り応え・達成感を味わいたい人
  • 大きくてリアルなガンプラを作りたい人
  • がっつり作り込みたい中・上級者

RE/100(リボーンワンハンドレッド)

  • スケール:1/100
  • 大きさ:20㎝前後
  • 主な価格帯:3,000~5,000円
  • 初心者おすすめ度:

MGと同じ1/100スケールでHGと同等のパーツ構成のため、存在感と組み立てやすさを両立させたのがRE/100シリーズです。

まさにMGとHGのいいとこどりですね!

フレームが無くパーツ数はHG並みなので、組み立て自体はさほど難しくありません。

しかしスケールは1/100なので、完成させるとMGと同等の迫力に仕上がります。

一つ一つのパーツは大きめなので、改造やディティールアップをしたり色々な塗装表現に挑戦するのもやりやすそうです。

MGでキット化がされてないモビルスーツがラインナップされてるので、そのへんも魅力ですね。

こんな方におすすめ

  • HGからステップアップしたい人
  • 手軽に迫力のあるガンプラを作りたい人
  • RG・MGの組み立てが面倒な人
  • MGでキット化されてないガンプラが欲しい人

PG(パーフェクトグレード)

  • スケール:1/60
  • 大きさ:30㎝前後
  • 主な価格帯:12,000~20,000円
  • 初心者おすすめ度:

バンダイの最新技術を投入し、内部フレーム・外装ともにこだわり抜いた究極のガンプラがPGシリーズです。

電飾パーツを採用しているキットもあり、素の完成度は最高レベルのガンプラになります。

全てにこだわっているのでパーツ数も非常に多く、製作にはかなり時間がかかります。

そのぶん各部の可動・開閉ギミックがこれでもか!と再現されています。

1/60スケールで完成時は30㎝クラスの大きさになるので、仕上がった時の達成感も最高レベルでしょうね。

ガンプラ好きとしては一度は作ってみたいグレードです。

こんな方におすすめ

  • でっかいガンプラを作りたい人
  • 究極の再現性を求める人
  • しばらくガンプラ漬けになりたい人

メガサイズモデル

  • スケール:1/48
  • 大きさ:40㎝前後
  • 主な価格帯:8,000~10,000円
  • 初心者おすすめ度:

ガンプラ中最大サイズながらパーツ数は控えめなのがメガサイズモデルです。

HG並みの組み立てやすさなのにPG以上の大迫力が特徴です。

大きいのにパーツ数少なめなので、製作難易度は高くありません。

組みあがると40㎝クラスの大きさなので、迫力はダントツです。

内部フレームが無くHG並みのシンプルな作りなので、自分で手を入れようと思えばあれこれできそうです。

ユニコーンガンダムに電飾を20~30個仕込んで楽しんでる方などいらっしゃいますね。

とにかくデカいので購入前に置き場所の確保が必要そうです(^_^;)

こんな方におすすめ

  • 手軽に大迫力のガンプラを作りたい人
  • 自分で電飾を楽しみたい人
  • 置き場所に困りたい人

他のラインナップ

旧キット

今でもたまに再販されて根強い愛好者が多いシリーズです。

アラフォーの私が子供の頃初めて作ったガンプラはこのグレードになります。

スケールごとに1/60シリーズ・1/100シリーズ・1/144シリーズがあり、アニメ「逆襲のシャア」以前のキットは単色成型で組み立てに接着剤が必要です。

FG(ファーストグレード)

現行キットのように色分けされておらず、関節もポリキャップではなくはめ込み式なのがFGグレードです。

組み立ては現行と同じ接着剤不要のスナップフィットになっています。

現行キット並みの組み立てやすさで旧キットの雰囲気を味わえるグレードと言えます。

EXモデル


ガンダムのアニメに登場する戦車や戦艦・その他兵器が立体化されたシリーズになります。

兵器類は1/144スケールなのでHG・RGグレードと組み合わせて楽しむ事ができます。

宇宙戦艦は1/1700スケールで、同縮尺の小さなモビルスーツが付属するので艦船模型のような楽しみ方ができそうですね。

U.C.HARD GRAPH(ユーシーハードグラフ)

ガンダムの世界観を1/35スケールで表現したシリーズです。

ミリタリーモデルのように、戦車や車両とフィギュアがセットになったキット構成になります。

そのためミリタリージオラマのような情景をガンダムの世界観で再現する事ができます。

初心者向けの種類・グレードは?

初心者向けはSDシリーズHGシリーズですね。

SDシリーズなら親と一緒に保育園児でも組み立てられます。(私の二男)

1年生にもなれば説明書を見ながらパーツを手でもいで楽しめます。(私の長男)

道具を何も持ってなかったり、簡単にカッコ可愛いガンプラを作りたい人にも向いてます。

SDガンダムクロスシルエットならフレームを組み替えたりシルエットブースターを購入する事で、手軽に自分好みにアレンジする事が可能です。

もう少し作り応え・リアルさを求めるならHGシリーズを選んでおけば間違いありません。

最低限ニッパーさえあれば1時間程度でサクッと完成できます。

HGをベースに塗装や改造・ディティールアップの練習をするのもアリですね。

ガンプラスターターセットも準備されているので、初めてガンプラを作るお子さんへのプレゼントにしてもいいでしょう。

まとめ

初めてガンプラを作る人・まだ慣れてない初心者さんは、SDHGで好きなキットを選択すると良いでしょう。

数体作って慣れてきたら、RE/100で迫力のある大きさに挑戦するといいですね。

さらに作り応えや達成感を味わいたいならMGでしょう。

小さくても精巧なガンプラが欲しくなったらRG、完璧を求めるならPGがおすすめです。

Taro
Taro
自分好みのガンプラを見つけて楽しんでくださいませ
(^^)

\ グレード・シリーズ別 /

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  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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