製作道具・材料

錆知らずで全方向ヤスリがけ【ぐるぐるBAR】レビュー

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金属ヤスリ・棒ヤスリ選びで迷ったりしてませんか?

私はタミヤのクラフトヤスリPRO(10mm幅)も持ってますが、実はあまり使ってません。

切削能力は文句なしなんですが、棒ヤスリのあの長さが苦手でよくガタつかせてます(^-^;

鉄製なので、手汗かきの私は錆びさせてしまい結局はほとんど使ってません

メインはFFボードアクリルに紙ヤスリを貼り付けたものと神ヤスなんですが、これらは消耗品。

ストック管理したり両面テープで貼り直すのが面倒に感じる事もあります。

錆びなくて、カッチリ削れて、消耗しない物があればな~と思って気になってたのがステンレス製のヤスリ。

その中でもシモムラアレックのシャインブレードシリーズからぐるぐるBARが出てたので、思い切って購入してみました。

開封

それでは開封いってみます。

ぐるぐるBARはステンレス製なので錆びにくそうですね。

普通金属ヤスリは削る時に一方向にしか動かせませんが、こちらはどの方向にう動かしてもいいとの事。

また切削溝が独自のU字構造なので目詰まりもしにくいとの事です。

番手は600番相当ということで、汎用性も高そうです。

用途は樹脂用という事なので、プラスチックやパテ削り以外には使用できませんね。

実際の商品はこんな感じ。

溝加工したステンレスの平板の両端を曲げてあるんでしょうか?

折れ曲がった羽根部分?にも溝加工がされているので、狭い場所や少し奥まった所にも使えそうです。

裏面は特に何もありません。

カタログ上は幅が16mm、長さが54mmです。

持ってみるとこれぐらい。

私的には長すぎず短すぎず、ちょうどいい大きさです。

ぐるぐるBARの使い方

試しにぐるぐるBARを使ってみました。

基本は指でつまむようにして持って動かします。

縦・横・斜め、場合によっては円を描くように動かしても切削が可能です。

狭い場所や少々奥まった場所は両端の羽根部分を使ってもいいでしょう。

ぐるぐるBARは厚さ2mmのステンレス製なので、ヨレやたわみも無くしっかりした作りです。

なのでぐるぐるBARを置いて固定し、パーツを動かして切削する事もできます。

実際に削ってみた感覚は紙やすりの400~600番相当な印象。

ゴッドハンドのエッジ出しヤスリは800~1000番ぐらいの感じなので、そっちよりはガリガリ削れます。

金属製でカッチリ感があるので、平面もしっかり出ます。

切削能力が少し落ちたな?と思ったら、溝に削りカスが溜まっているサインです。

歯ブラシなどで軽くはらえばカスは簡単に取り除く事ができました。

1か月ぐらい使った後の裏面です。

裏面は多少の錆が出てますが、表面は全く錆びてません
(どんなステンレスでも全く錆びないという事はない)

手汗かきの私が使った事を考えれば、これだけの錆で済んでいるのは十分合格です。

私の場合鉄製のヤスリだと1週間後にはまっ赤になって、錆で溝まで埋まってしまいます(T_T)

まとめ

シモムラアレックのシャインブレード・ぐるぐるBAR、私としては

  • 棒状のヤスリが苦手なので手持ちにちょうど良い大きさ
  • 手汗かきなので錆びに強いのはありがたい
  • 削りカスを取り除けば切削力が回復して消耗しない
  • カチッとしてるので平面もしっかり出せる

という点がお気に入りで、今ではいつも手元に置いてます。

今後は特に平面が多い連邦系のガンプラで出番が多くなりそうな予感がします。

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  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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