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SDCS シャア専用ザクⅡ MS-06S 製作記2(上半身)

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SDCSシリーズのシャア専用ザクⅡ、クロスシルエットフレームとシルエットブースターも使用して作っていきます。

Taro
Taro
今日は上半身の製作風景を紹介していきます。

それでは頭部の紹介から。

まず口元のダクトの下側に1mmのプラ板を貼り付けました。

はじめにマスキングテープとマジックで大まかな形を書き写します。

次は形を書き写したマスキングテープを1mmプラ板に貼って、これまた大まかな形に切り出します。

切り出したプラ板を接着剤で貼り付け、乾燥後にデザインナイフやサンドペーパーで形を整えました。

前もって埋めた後頭部の穴は、スジ彫りも追加しました。

二重にしたビニールテープをガイド代わりにし、初めは目立てヤスリでアタリをつけます。

アタリがついたらBMCタガネで掘り込みました。

今回はクロスシルエットフレームも使用しているので、通常のSDCSザクより肩幅を広くすることができます。

ちょうど矢印の部分、肩関節がスライドして外に出る事で頭部と肩アーマーのクリアランスが広くとれ、前後に回転もできるようになっています。

こちらは以前に作った量産型のザクⅡ。

動力パイプと肩アーマーのクリアランスが狭く、頭部をあまり左右に向ける事ができませんでした。

肩幅を広くしたり狭くしたりでき、かつ肩関節が前後に回転するので可動範囲は広いのですが、その反面動きすぎてグネグネして私的にはイマイチパッとしません。

そんなにポーズとって遊ぶ訳でもなく、肩幅を狭くした状態での価値が見いだせなかったので広い状態で固定する事にしました。

作業としては2mmプラ棒を隙間に接着して内側にスライドしないようにしただけです。

その他胴部分は既存のモールドをケガキ針やBMCタガネを使って掘り起こしました。

コレをやっておくと後でスミ入れした時に塗料が綺麗に流れてくれます。

バックパックは寂しい気がしたので、WAVEのU-バーニア丸Sから一番薄いバーニアを付ける予定です。

いちおう腰にバズーカをマウントした時に干渉しない事も確かめておきました。

腕や手は変わった工作はしてません。

二の腕はクロスシルエットフレーム、手のひらパーツはシルエットブースターを使う予定ですが、何しろ肉抜き穴が多いので前回のパテ埋め作業の時にヒケの少ないエポキシパテで埋めておきました。

腕全体もケガキ針やBMCタガネで既存モールドを掘り直してあります。

余談ですが肩アーマーのスパイク付け根のような曲線部分を掘り直す場合、ケガキ針のほうが作業に適していると思います。

模型用のケガキ針も各社から発売されてますが、私はホームセンターで買ったシンワのケガキ針Cペンシル型を愛用してます。

超硬チップ採用で切れ味は文句なしですし、替刃は2本入りで800円程度ととてもリーズナブルでした。

鉄工の罫書きなどで使う事が前提なのでプラスチック相手の耐久性は抜群で、1年半程度使い続けている今でも切れ味に不満はなく、研いだり刃を交換しようと思った事はありません。

本体のお値段も模型専用品よりグンとお安いので、まだケガキ針を持ってない初心者さんなどいかがでしょうか?

Taro
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次回は下半身の製作風景をUPします。

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Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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