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SDCS ザクⅡ MS-06 製作記4(簡単ディティールアップ)

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SDCS ザクⅡでにちょっと気になったところがあったので、初心者の私でもできる方法でお手軽にディティールアップしてみました。

プラ板やアルミホイルをを貼ったりピンバイスで開孔しただけですが、これも練習です!

Taro
Taro
ちょっとずつ経験値を上げて、できることを増やしていきます。

口ダクトの簡単ディティールアップ

SDCS ザクⅡの頭部です。

別に私はガンダムに詳し訳ではありませんが、何か物足りないんだよなーと思っていたら口のダクトでした。

パッケージのイラストではダクト先端が四方囲まれてますが、キットではパーツ分割の都合で三方しか囲まれてません。

なのでダクトを四方から囲むようにプラ板を使ってちょこっとディティールアップすることにしました。

まずはマスキングテープにパーツの外側の輪郭を写し取ります。

で、用意した1mmプラ板の切れ端に先程のテープを貼り付けて、ハサミなどで大まかに切り出します。

さらにカッターナイフを使って実際の形状に近い形を切り出します。

さらに金属やすり・紙やすりを駆使して、現物合わせしながら先端はわずかに長く、両サイドはわずかに小さくプラ板を削りました。

理由はプラ板をくっつけた後の作業で、先端はやすりがけだけで一発で形を出したかったからです。

対して両サイドはやすりがけの際にエネルギーチューブが邪魔そうです。

プラ板より柔らかいラッカーパテのほうがて削りやすいということで、パテ盛り前提で現物よりも小さくしてみました。

程よい形になったら通常のスチロール系接着剤を点付けのように使って位置決めしたあと、合わせ目の横から流し込み接着剤をつかってガッツリ固定します。

そんでもって合わせ目周辺にはラッカーパテを盛っておきます。

一晩おいてペーパーがけするとこんな感じです。

左の元のザクヘッドと比べてみました。

やっぱり口のダクトは四方囲まれているほうがいいですね。

モノアイの簡単ディティールアップ

SDCS ザクⅡのモノアイはクリアパーツになってます。

頭部内のモノアイ基部もしっかりしたディティールで可動式となっているので、せっかくだからちょっとだけディティールアップしてみたくなりました。

ま、クリアパーツの裏側にアルミホイルを貼りつけただけなんですけどね…。
(これをディティールアップと言うのかどうかは微妙)

台所からくすねてきたアルミホイルの切れ端をコニシボンド エポクリヤーで貼り付けます。

エポクリヤーは2液性のエポキシ樹脂系接着剤で、乾くと透明になります。

カーモデルのヘッドライトやウィンドーなどのクリアパーツを接着する時に使ったりするそうなので、ホームセンターで見かけた時に購入しておきました。

使い方はA剤(主剤)とB剤(硬化剤)を同量出して、よく混ぜます。

混ぜる前も後も透明のままで区別がつきませんね。

混ぜ合わせたエポクリヤーを爪楊枝ですくってアルミホイルにのっけます。
(画像の分量ではかなり多かったです)

その後撹拌の時にできた気泡を追い出すように、モノアイのクリアパーツを押し付けながら接着。

実用強度に達するまで90分という事ですが、一晩じっくり寝かす事にしました。

乾燥後はアルミホイルの余分な部分をモデラーズナイフで慎重に切り取ります。

エポクリヤーはカチカチではなく弾力のある固まり方をしてました。

モノアイのクリアパーツには元々細かな擦り傷があったので、今のうちに荒目のコンパウンドで磨いておきました。

これだけでもパーツの透明度が上がり、何もしてないモノアイパーツと比べるとかなり輝いてる感が出ました。

銃口の簡単ディティールアップ

ザクマシンガンの銃口、キットでは穴が塞がってます。

この状態で銃を構えたポーズなんかを撮ってもパッとしないので、開口することにしました。

1.0mmぐらいから2.5mm(だったと思う)まで順番にピンバイスで穴を広げていきます。

先端のフチは、インパクトレンチなどのサイズの6.35mm六角軸の、バリ取り用ダイヤモンド砥石を手でグリグリ回して薄く削りました。

模型専用でなくても、ホームセンターにある工具は色々と使えるのでいいですね。

足を運んだ時に色々見ておくといいと思いますよ。

ケガキ針や耐水ペーパーは性能は申し分ないので、私はコスパと入手のしやすさを重視してホームセンターの製品を使ってます。

ヒートホーク分割

ヒートホークはクリアパーツを柄のパーツにはめ込む作りになってます。

はめ込む作りなので、塗装後に組み立てると塗膜が剥がれてクリアパーツ越しに見えてしまいそうです。

はめ込み部分をBMCダンモの先端を使って薄くしようかとも思いましたが、いっそのこと切り取って後からエポクリヤーで接着することにしました。

はめ込み部分の表裏をBMCタガネ0.2mmで10回ぐらいずつなぞって、ニッパーで折るようにしてあげるとご覧のとおり。

ディティールアップではありませんが、こっちのほうがせっかくのクリアパーツを活かせるかなと。

ま、完全な好みです。

他ペーパーがけなど

他にペーパーがけなどをした画像も載せておきます。
(画像があったのでとりあえず載せたかっただけです…)

前後合わせの胸部は、段差ができないように仮組みの状態で両サイドをヤスッてあります。

肩はタッチゲートの跡がえぐれていたので、黒い瞬間接着剤を付けてからペーパーがけ。

左がアフター、右がビフォアです。

足首の緑のパーツ、かかと?くるぶし?のところが小さいけど深めにヒケてたので、黒い瞬間接着剤とペーパーがけで修正。

膝パットはくぼんだ所にパーティングラインがあたので、小さく切った600番の耐水ペーパーをピンセットでつまんでスリスリしました。

まとめ

ここまでくれば次はサーフェイサー吹きです。

これまでやってきた合わせ目消しやスジ彫り直し、プチ・ディティールアップの効果がよく分かる事になるでしょう。

同時にうまく処理できてない点も見えてくるので、気を抜かずにコツコツ取り組んでいきます。

  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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