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SDCS ザクⅡ MS-06 製作記3(スジ彫り彫り直し)

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ガンプラ SDCS ザクⅡ、埋まってしまったモールドや別パーツに見えるように何か所かスジ彫りをしました。

慣れた方からすれば大したことではないと思いますが、初心者が取り組むといい練習になると思います。

いきなり新規でオリジナルディティールはハードル高いので、こういうところでコツコツとスジ彫りの練度を上げていきます。

腕部のスジ彫り直し

腕部は合わせ目消しで下腕のモールドが一部消えてしまったので、モデラーズナイフとケガキ針でスジを彫りなおしました。

左が彫り直す前、右が彫り直した後です。

接着剤やパテで合わせ目付近のモールドが途切れているので、最初にモデラーズナイフを押し付けて元々あったスジどうしをつなぐようにアタリを付けます。

つけたアタリに沿って、シンワ ケガキ針C ペンシル型でなぞってあげれば元のようなモールドが復活しました。

線の太さは0.15mmぐらいだと思いますが、BMCタガネは0.2mmしか持ってないのでケガキ針で彫り直した次第です。
(ファンテックのスジ彫りカーバイト0.15mmSDCS クロスボーンガンダムX1を作っている最中に折ってしまいました)

正直、0.15mmとかそれ以下の線の太さは私には見分けがつかないので、今後はケガキ針でいいかな~なんて思ってます。

0.2mm以上の太さだと私でも見分けがつきますが…。

ちなみに作業する時はこんな感じでやりました。

手だけでパーツを持ったりカッティングマットの上で直にパーツを触るとどうも保持しにくいので、お立ち台の上に加工対象を載せて作業してます。

台と言っても日本酒か何かのおまけでついてた(と思う)酒枡なんですけどね。

台に乗せることでパーツを保持する左手の手首やらの角度が私にはちょうど良い具合です。

YouTubeを徘徊しているときに昔のプラモデル選手権か何かで、プロモデラーさんが台に乗っけて作業してるのを見て真似してみました。

あとパーツの状況がよく分かるようにオーム電機のルーペ付きLEDアームライトも使ってます。

据え置き式のコンパクトなルーペも検討したのですが、光量や可動範囲を考えてアームライト型にしました。

使わないときは上の画像のように普通のLEDライトのようにしておけばいいので邪魔になりません。

必要な時にスッと手前に持ってくれば、対象物をしっかり観察することができます。

適度な倍率で像のゆがみも少ないため、初めてでもすぐに慣れて見ていて気分が悪くなる事もありませんでした。

視認範囲も広くてパーツを見るのにかなり融通がききます。

業務用でちょっとした検査とかでも使われているようなので、性能や使い勝手は申し分ないですね。

手のスジ彫り

それぞれの手指は段差で表現されてるのですが、独立した別々のパーツに見えるように境目をスジ彫りしました。

左が未加工、右が加工済みですが分かりますかね?

これまでは指の間はBMCタガネ0.2mmで彫っていたのですが、上手な方がブログで0.3mmを使ってるとの事だったので私も真似して0.3mmにしてみました。

ガンプラの手はパーツは素手では保持しにくいので、スジボリ堂のパーフェクトバイス1号同等品(だと思う)の「グリーンスタッフワールド スタンド付きワークホルダー」で挟んで作業しました。

スジボリ堂さんのパーフェクトバイス1号を狙っていたのですが、いつも入荷待ちで競争率も高そうだったのでAmazonでこちらを入手しました。
(応援してるのでホントはスジボリ堂さんから買いたかったのですが待ちきれませんでした)

腰部のスジ彫り

ザクⅡの設定で腰のアーマーはフロント・サイド・リアと分割されているようなので、境目の段差にBMCタガネ0.2mmでスジ彫りをしました。

左が加工前、右が加工後ですが分かりづらいですね。

斜めから見たら分かるかな?

フロントと同じように、リアアーマーの境目もスジ彫りをしてあります。

まとめ

まだ未熟なので大したスジ彫りはしてません。

しかし初心者でも比較的簡単にできるところはしっかりチャレンジすることで、墨入れした時に綺麗にシュッとスミが流れてくれたらいいなと思います。

Taro
Taro
小さな事の積み重ねで「頑張ってる感」が出ればいいかと…。
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Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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