地方であり、当時は情報もなく通販なども発達していなかったので、25年前は地元の模型店でハセガワのケガキ針しか入手できなかった私。
最近はちょっと調べてみると、色々な種類や使い方の情報があふれてます。
プロのガンプラモデラーさんのブログを拝見していると、シンワ測定のケガキ針 Cペンシル型を使っているとあったので「なるほど!」とひらめきます。
以前使っていたハセガワのケガキ針はなんだかニュルッとした彫り心地で、スジ彫りもあまり美しくできなかった私は、早速ホームセンターに行って購入したのでした。
(ハセガワのケガキ針が悪いのではなく、当時の私の腕が悪かったのと、針先を砥いだりできなかったことが原因です。)
シンワ ケガキ針C ペンシル型の本体を見てみる
ペンシル型の本体は、一見すると何の変哲もないシャーペンやボールペンに見えます。
握り部は金属製でローレット加工がされており、現場で信頼できるように耐久性とグリップ性を持たせてあります。
画像を見てもしかしてと思った方もいるのではないでしょうか?
そうです、建築現場などで職人さん達が使う2mmのシャーペンとほぼ同じサイズです。(というか、いっしょ?)
工場や現場などで、職人さんが作業服の胸や腕のペンさしで使いやすいように設計されているんでしょう。
握り部の直径が約8mm、針を除いた全長が約140mmなので、タミヤのモデラーズナイフと同じサイズ感です。
余談ですが「けがき/ケガキ」は「罫書」と言い、
加工すべき外形形状およびその寸法、あるいは穴の形状・寸法そしてその位置を示すために、工作物上に直線、円、中心を描く作業。
一般的なけがき工具には、けがき針、トースカン、ハイトゲージ、Vブロック、定盤(じょうばん)、金ます、コンパス、ハンマー、ポンチなどがある。
ということらしいです。
シンワ ケガキ針C 替針
シンワ ケガキ針C ペンシル型の針は本体に収納されているので、2mm芯シャーペンのようにお尻の部分をノックすれば出てきます。
いかにも硬そうで鋭利な針先ですね!
ケガキ針はこれまたシャーペンのように後端のキャップを外して出し入れします。
ちなみに針の後端は脱落防止のためツブされているので、2mm芯シャーペンをノックした時のようにすっぽり抜け出る事はありません。
替針はホームセンターで2本入り800円ちょっとで売られていました。
プラモデルのケガキ・スジ彫り用の他の工具と比べると、けっこうリーズナブルではないでしょうか?
地方に住んでいる者としては、自分の生活圏ですぐに手に入るのもポイント高いですね。
ケガキ針は流用できる?
はい、できます。
先程の2mm芯のシャーペンにくわえさせて不要部品をちょっとけがいてみましたが、問題なさそうです。
中の作りは、右のシンワケガキ針Cペンシル型のほうが、金属部品が若干肉厚だったりバネの内径が太かったりしますが、これは金属相手にケガキ作業を行うために強度を持たせているんでしょうね。
私たちのようにプラスチックへのケガキ作業がメインの場合、ボディは2mm芯のシャーペンでも大丈夫かもしれません。
(勝手な推測ですが)
2mm芯のシャーペンを持っている方は、替針だけ購入しても良いかもしれませんね。
(あくまで自己責任ですが)
シンワ ケガキ針Cの使用感
とても硬くて鋭利な針先でグラつきもないので、安心してケガキ作業、スジ彫り作業ができます。
切れ味も良く、軽い力でサッと罫書くことができます。
私は下手なので、他のスジ彫り道具を使う前のアタリ彫りみたいな感じで使ったり、既存の細いモールドをチャチャッと彫りなおす時に重宝しています。
シャーペンでなぞるような感覚でスジを彫れるので、画像のようなモールドの四隅なんかも怖くありません。
ただあくまでも「罫書く」ための道具なので、深いスジを彫るのは難しいです。
ま、模型製作でそんなに深いスジを彫る場面はそうそう無いと思いますが。
まとめ
職人さんたちが罫書を行うための道具がシンワ ケガキ針C ペンシル型ですが、プラモデル製作でも重宝します。
長年職人さんたちに親しまれている道具なので、信頼性は折り紙付きです。
他のスジ彫り道具に比べて本体・替針ともにホームセンターですぐに手に入れられるところが、地方モデラーとしては嬉しいですね。
今後の模型ライフで手放せい道具の一つになりそうです。