ガンプラやプラモデルを作っていると、小さなパーツやスポンジヤスリの切れ端をピンセットで挟んで固定できたらな~と思う事があります。
そこでまずホームセンターで購入したのが逆作用のピンセット。
でもコレ挟む力は弱く接触面も小さいので、パーツが飛んで行ったりグラついたりして意外と思い通りになりませんでした。
そして目に留まったのが対象物をガッチリ掴んで離さないロック式のピンセット。
HIQパーツでは以前からDCロックピンセットのストレートタイプが出ていましたが、最近出たつる首タイプほうが私のニーズに合いそうなので速攻でポチったのでした。
私のお気に入りポイント
- 先端太め&ギザギザとロック機構でガッチリつかめる
- 対象物の着脱が素早くできる
- つる首なので2種類の角度に対応できる
開封
では開封していきます。
パッケージの内容からも、DCロックピンセット(つる首)は
- スポンジ研磨剤を挟む
- 小さなパーツを挟む
の2点を考えて製作されているのだと分かります。
ロック機構をスライドさせる事で、対象物を素早くキャッチ&リリースできるように配慮されています。
ロック機構はネジとナットで構成されているので、調整する事で挟む強さを変える事もできます。
ちなみに先端部は幅4mmで厚みが2.5mm。
本体はステンレス製で普通のピンセットより上下に厚みがあります。
そのため強い力で物を挟んでも、DCロックピンセットがたわむ事によるガタつきは少ないです。
先端部には滑り止めのギザギザ加工がされているので、対象物が滑る心配もありません。
逆に強力な力で対象物を固定すると、素材によっては傷だらけになってしまいそうなぐらいです。
そんな時は挟む力を調整したりマスキングテープでパーツを養生すれば傷つき予防ができますね。
他のピンセットとの比較
私が持っている逆作用のピンセットとの比較。
通常の逆作用ピンセットは、それ自身の力で対象物を挟むのでそんなに大きな力がかかりません。
なのでグラつかないように自分の手に力を込める必要があり、なかなかラクチン作業という訳にはいきません。
先端部も細くなっているので対象物との接触面が少なく、油断すると小さなパーツが飛んで行ったりします。
この点DCロックピンセットは挟む力を調整しつつロックでき、先端も太いので対象物も安定します。
タミヤの精密ピンセットと並べてサイズ感の比較です。
DCロックピンセット(つる首)はカタログ上の長さが105mm。
サイズとしてはタミヤより少し短いぐらいですね。
使い方
小さなパーツの把持
DCロックピンセットは、ロック機構を前後させるだけで素早く強力に対象物をキャッチ&リリースする事ができます。
下のTweet動画のように、小さなパーツを掴んでチョイと工作する場面で非常に重宝します。
HIQパーツのDCロックピンセット(つる首)。
簡単な操作でパーツをがっちり掴めます。
小さなパーツのゲート跡やパーティングラインの処理に重宝してます。
リリースもワンタッチでGood!
(^^)#ガンプラ #プラモデル pic.twitter.com/2Bf2jO6i7I— Taro@リターンモデラー (@returnmodeler) June 15, 2020
スポンジヤスリ等の把持
試しに3mm厚の神ヤスをもご覧の通り、ガッチリ把持する事が可能です。
私がストレートタイプではなくつる首タイプを選んだ理由がコレです。
小さくちぎったスポンジヤスリだけではなく、そこそこ長さのある物もがっちり掴みたい…。
ストレートタイプでコレをやると、実際にヤスリがけする時に手首の角度が変になります。
つる首タイプなら手首の角度が自然になり、無理のない動作ができます。
まとめ
HIQパーツのDCロックピンセット(つる首)、1か月ぐらい使ってみてのお気に入りポイントです。
私のお気に入りポイント
- 先端太め&ギザギザとロック機構でガッチリつかめる
- 対象物の着脱が素早くできる
- つる首なので2種類の角度に対応できる
以前からあるストレートタイプと比較した訳ではないのですが、私的にはこっちを選んで正解だったと思ってます。