実は以前からパジコのUV-LEDレジンという物を持ってます。
ガンプラのモノアイとかレンズをディティールアップする場合、HアイズやVCドームに置き換えるのが一般的だと思います。
でも初心者の私にはモノアイやセンサーレンズの大きさを把握しておいて、パーツをストックしておくのは敷居が高く感じました。
お値段もそれなりにするし、余剰パーツもたくさん出そうだし、必要な時にストック切れになりそうだし…。
そこで思いついたのが「クリアのレンズを自作できればOKじゃね?」という解決策。
ネットサーフィンしながら調べてみると、ハンドメイドアクセサリーとかに使うUV-LEDレジンというのが使えるかもしれない…。
という事で1年ぐらい前にポチったのでした。
この前作ったシャア専用ザクのモノアイにも使ってみて、今作っているガンキャノンのビームライフルのセンサーっぽい所もクリア化してみようと思い、実際にガンプラに施工する前にもう一度実験してみました。
クリアレンズ自作の実験
まず2枚重ねにしたプラ板に、ゴッドハンドのスピンモールドで3mmの穴を掘ります。
これ、刃の中央に突起があって中心がブレないので、綺麗な丸モールドを掘ることができとても重宝してます。
私の場合スピンブレードだとどうしても中心がブレちゃうんですよね…。
極小皮ポンチで100均のラピーテープ打ち抜いた物も用意します。
打ち抜く時に型崩れしやすいので、マスキングテープを下敷きにして作業すると比較的綺麗に打ち抜けます。
プラ板の丸モールドの底に打ち抜いたラピーテープを貼って、着色したレジンと透明の無着色レジンを流し込みます。
直接流すとあふれるので、塗料皿とかマスキングテープの上に一旦取り出し、爪楊枝を使って少しずつモールドに注ぎます。
型に注いだレジンはLED-UVライトを1~2分照射すればカチカチに固まります。
ちなみにLED-UVライトは波長が短い物でないとレジンがちゃんと固まらないそうです。
レジン硬化後の様子です。
- テープ:シルバー、レジン:グリーン着色
- テープ:グリーン、レジン:無着色
- テープ:シルバー、レジン:ピンク着色
- テープ:紫、レジン:無着色
- プラ板、レジン:ピンク着色
- プラ板、レジン:グリーン着色
①③のように、シルバーのテープに着色したレジンを流し込んだ物は光の反射が弱いですね。
②④のように、色付きテープにクリアのレジンを流し込んだほうがキラキラして模型映えしそうです。
⑤⑥は着色レジンをそのまま流すとどうなるかの比較用です。
まとめ
UV-LEDレジンを使って、モノアイやセンサーレンズのクリア化はできそうです。
やるとしたら色付きのラピーテープを下地に貼って、クリアレジンを流し込む方法ですかね?
既成パーツのようにきれいな半球ドーム状とかにはできませんが、表面張力である程度盛り上げレンズ状にする事はできます。
ただ欲張りすぎるとべチャッとなって型崩れしたり、雑に作業すると気泡が入り込んでしまいます。
とりあえずガンキャノンのビームライフルに試してみたり、今後既成パーツと比較してみたり色々試してみます。