HGガンキャノン、最後のウェザリングになります。
今回はタミヤのウェザリングスティックを使って足元に泥と泥はねの表現をしました。
パステル系や他の材料を使う方法もあるようですが、初心者にはこっちが簡単かも。
関連
作業動画
付着した泥汚れの表現
まずは足に付着した泥汚れから。
ウェザリングスティックの(ライトアース)を直接塗り付け、立体的な泥汚れをつけます。
ウェザリングスティックは水に溶けるので、水で濡らした筆で塗り広げます。
この時泥の立体感がなくなったら、再度スティックを擦り付けるといいでしょう。
くるぶしから下あたり全体に塗り広げました。
泥はねの表現
次は泥はねの表現をします。
塗料皿などにウェザリングスティックを出し、数滴の水を加えて濃いめに溶きます。
爪楊枝と平筆を使って弾き、溶けたウェザリングスティックを飛ばして足元に付着させます。
筆はドライブラシなんかで使うような毛先が堅めの物がいい感じに飛び散ってくれます。
私は10本1,000円ぐらいの安物の毛先をハサミで切って作りました。
泥・泥はねまで表現するとこんな感じになりました。
ウェザリングスティックは完全に乾いても手で触ると簡単に落ちたり指紋がついたりします。
なので汚し塗装が終わったらコート剤で保護しましょう。
私はラッカーのつや消しをエアブラシで吹きました。
また乾いても簡単に落ちるという事は、何度でもやり直しがきくという事でもあります。
泥・泥はねの汚し塗装を試してみたい初心者さんには、うってつけのマテリアルじゃないでしょうか?
泥・泥はねのウェザリング完了
ウォッシング・チッピング・泥汚れと一通りガンキャノンの汚し塗装が終わりました。
ビフォー・アフターの比較もしておきますね。
泥汚れだけでなく泥はねも表現することで、沼地で戦ったリアル感が出てるでしょうか?
水溶性でやり直しがきくウェザリングスティックで、気軽に楽しむ事ができました。