前回サーフェイサーを吹いて塗装前のチェックをしたSDCS ザクⅡ、合わせ目がうまく消えてなかったりした場所はラッカーパテで埋めて修正したりしました。
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で、何色を塗るの?
SDCSシリーズの説明書にはHGシリーズなどのようにカラーガイドがないので、実際に何色を塗っていいのか分かりません。
頼りになるのは完成見本の写真だけです。
そこで積みプラ中のHG THE ORIGIN のザクⅡのカラーガイドを参考にしてみようと思いました。
でもね、色が調色での指定ばかりでう~んと唸ってしまいます。
これまでのSDCS ガンダムとクロスボーンガンダムX1の苦い経験から、できれば調色したくないんです。
カラーガイドを参考に調色してもコレじゃない!感満載の色が出来上がって廃棄したり、少し足りない時にまた調色するのが面倒なんです。
ということで、それぞれの説明書を見ながらタミヤのアクリル塗料で近似色を探してみることにしました。
なぜタミヤにしたかと言うと、
- 昔使っていたからなじみがある
- 今後はミリタリー物とかも作りたいからいずれ使えそう
- 地元の模型店に常に在庫がある
という理由です。
いざ、エアブラシ塗装!
説明書とタミヤのサイトを見比べながら決めた色を地元の模型店で入手した後は、いよいよザクⅡのエアブラシ塗装に入ります。
明るめグリーン
まずは明るめのグリーンとして用意した色がこちら、XF-71コクピット色(日本海軍)です。
XF-71は艶消しなんですが、前に墨入れをした時に艶消しのザラついた塗装面だと滲んでしまったので、今回は多少艶を出して塗装してみようと思います。
どれくらいの艶にするか?なんて初心者の私には分からないので、テキトーに1:1ぐらいでX-22クリヤーを添加してみました。
XF-71コクピット色の塗りあがりはこんな感じ。
近似色だけど個人的にはザクっぽくて全然OKです。(そもそもザクを塗装したことがない)
濃いめグリーン
濃いほうのグリーンとして用意したのは、XF-26ディープグリーンです。
こちらもX-22クリヤーを1:1ぐらいで添加。
塗りあがり画像は明るく見えますが、肉眼ではもうちょっと暗いです。
元のサーフェイサーが荒かったのか、塗料の希釈が足りなかったのか、ザラついて梨地っぽくなってしまいました。
色味的には説明書の完成見本に近くてイイ感じなので、少し残念。
グレー
グレーとして用意したのはXF-63ジャーマングレイです。
ガンプラの青みがかったグレーは苦手なので、無難なジャーマングレイにしました。
拳は塗り分けが必要なのでマスキング。
画像右はマスキングテープを貼った後で0.3mmのシャーペンで指のモールドをなぞったところです。(爪楊枝でも良かった)
テープをパーツにしっかり接着してから、モデラーズナイフで指のモールドに沿って慎重に切りました。
XF-63ジャーマングレイの塗装後です。
バズーカはミッドナイトブルー
ネットで色々調べてたりすると、ガンプラの武器やバックパックにはミッドナイトブルーという色が使われてたりしました。
クレオスのMr.カラーはほとんど使った事がないのですが、ミッドナイトブルーという色がどういう色味か見てみたかった事もあり、今後のために試し塗りしてみる事にします。
Mr.カラー 71 ミッドナイトブルー、艶ありなのでクリヤーは混ぜません。
エアブラシで吹いてみました。
色味は青というより黒ですね。
タミヤのジャーマングレイよりはるかに黒っぽいです。
この色、好きかもしれません。
しかし薄め液での希釈が足りなかったのか、思いっきりザラザラの表面になってしまいました。(かなりショック)
その他黒塗装
頭部のモノアイ基部、胸部コクピット部、膝アーマー、足のスリッパ、三連ミサイルポッドは、艶消しのXF-1フラットブラックにX-22クリヤーを混ぜて塗りました。(塗装後の画像は撮り忘れてます)
エアブラシで吹くときの塗料濃度を気にして希釈したのですが、ザラついてしまいイマイチな結果に。
設定空気圧は0.6~0.8Mpaなので悪くはないと思うのですが…。
塗料がタレるのが怖くてパーツから離し過ぎてるのかな?
プラモデルではなくてプラ板の切れ端とかで一度練習してみようかしら…。
まとめ
人生で初めてガンプラのザクをエアブラシ塗装してみました。
サーフェイサーを吹いた時点の表面は綺麗に見えたのですが、私のエアブラシ塗装のウデが未熟なので全体的に塗装面がザラついた仕上がりになってしまいました。
このまま墨入れに進むのですが、はたして上手くいくかどうか…。
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