プラモデルを作るのに接着剤が無いと話にならんだろ!っちゅーことで、とりあえず一番オーソドックスなタミヤセメントを購入しました。(最近のガンプラは接着剤なしでも完成させられるそうですが。)
GSIクレオスからもMrセメントシリーズが多数ラインナップされていますが、私はTAMIYAのほうが馴染み深いのでタミヤセメントにしました。
ちょっと調べると最近は流し込むタイプとか、柑橘系で匂いがキツくないリモネン系やABS樹脂用接着剤もあるようですが、ド定番の物も一つは持っておこうと思います。
タミヤセメント六角瓶は20ml
上から見るとかわいい六角形をしています。
四角瓶は40mlですが、そんなにたくさん使わないだろうと容量が半分の六角瓶20mlにしました。
昔の記憶で、量が減ってきた頃にはドロドロになって使いにくかった思い出があるものですから、小瓶をこまめに消費したほうが良いかなーと思いまして。(使ったらこまめにキャップを閉めるとそんな事はおこらないかもしれません。)
あと最近は流し込むタイプの接着剤もあるそうなので、そっちのほうが使用頻度が多くなりそうな気もします。
タミヤセメントの成分は?
- 合成樹脂11%(スチロール樹脂)
- 有機溶剤89%(シクロヘキサン、酢酸ブチル、アセトン)
となっています。
成分のほとんどが有機溶剤(89%)なので、それなりの匂いがします。
見るからに体に悪そうな成分ばかりなので、タミヤセメントを使う時はしっかり換気するようにしましょう。
またシンナー系の匂いが苦手な方は、リモネン系の接着剤がいいかもしれません。
ただしリモネン系は、乾燥時間が数日と長いみたいです。(私は使った事がありません。)
タミヤセメントの用途は?
用途はスチロール樹脂(PS、ポリスチレンとも言う)の接着ということで、一般的なプラモデルに使用できます。
ガンプラなどのポリキャップはPE(ポリエチレン)という素材なので、タミヤセメントでは接着できません。
タミヤセメントは火気厳禁!
瓶のラベルにある通り、タミヤセメントは第4類危険物の第1石油類に分類されていて火気厳禁です。
ちなみに第4類危険物第1石油類とは、「1気圧の時の引火点が21度未満の引火性液体」です。
ちょっと油断するとすぐに火が付きそうな温度ですね。
ガソリンと同じ第1石油類に分類されていますから、火の気には十分注意しましょう。
タミヤセメントの使い方
タミヤセメントは片方のパーツに塗ってから、もう一方のパーツと合わせて接着します。
成分の有機溶剤でスチロール樹脂をいったん溶かし、有機溶剤が揮発して乾燥したら再びスチロール樹脂が固まるので接着できるという仕組みです。
乾燥して固くなるまで数時間はかかるので、慎重に位置決めしたい時やしっかり接着したい時に適しています。
ただし、たくさん塗りすぎて合わせ目からはみ出すと、プラスチックを侵すので仕上がりが汚くなったり無駄なパテ補修が必要になったりします。
詳しくはTAMIYAのブログにも載っているので、こちらも参考にどうぞ。