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タミヤセメント(流し込みタイプ・速乾)をレビュー

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地元の模型店で店主のおじさんに「この接着剤はどうなのよ?」って聞いていたら、居合わせた白人の老紳士が「That's best !!」って勧めてきたので即購入。

以前から気になっていたので、今後活躍してくれることを期待します。

容量は?

タミヤセメント(流し込みタイプ・速乾)の容量は40mlです。

タミヤ角瓶の容量が40mlなので、タミヤセメントの他の種類やスミ入れ塗料なんかも同じく40mlです。

ちなみに地元の模型店買った時の値段は¥367(税込)でした。(値札がいかにも地方の模型店って味出してるでしょ?)

成分は?

タミヤセメント(流し込みタイプ・速乾)の成分はラベルにもある通り

  • 有機溶剤100%(酢酸エチル、アセトン、メチルエチルケトン)

となっています。

有機溶剤100%で揮発性が高いため、こまめにしっかりフタを閉めたほうが良さそうです。

匂いは除光液(マニュキアを落とす液体)と同じ匂いがします。(成分に同じアセトンが含まれているからでしょうね。)

有機溶剤は揮発性が高く匂いもキツイので、閉めきった部屋でフタを開けっぱなしにしていたりすると、気分が悪くなるかもしれません。

タミヤセメントなどの溶剤系接着剤は、ちゃんと換気しながら使いましょう。

火気厳禁です!

タミヤセメント(流し込みタイプ・速乾)は第4類危険物の第1石油類に分類されていて火気厳禁です。

ちなみに第4類危険物第1石油類とは、「1気圧の時の引火点が21度未満の引火性液体」です。

ちょっと油断するとすぐに火が付きそうですね。

ガソリンやベンゼンも第1石油類に分類されていますから、火の気には十分注意しましょう

使い方

タミヤセメント(流し込みタイプ・速乾)は、パーツ同士を合わせておいて、接着面にキャップの細い筆で流し込んで使います。

有機溶剤100%サラサラしているので、パーツの合わせ目によく流れ込みます。

流れ込んだ有機溶剤でプラスチック(スチロール樹脂)を溶かして接着する仕組みです。

速乾タイプは数秒~十数秒で乾燥するので、ダボが付いていてパーツどうしをしっかり固定できるガンプラなんかをサクサク組み立てたい時に活躍します。

逆にミリタリーモデルのフィギュアの腕など、平面どうしをじっくり位置決めしたい場合には、通常のタミヤセメントが使いやすいと思います。

サラサラしてよく流れ込むので、スジ彫りやモールドの近くでも使わないほうが無難です。

TAMIYAの公式ブログでも紹介されているので、こちらも参考にどうぞ。

⇒タミヤのプラモデル用接着剤の種類と違い、使い方について

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  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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