ガンプラの汚し塗装は無計画にやるとただ汚れただけになってしまいます。
現実味のある仕上がりにするためには、しっかりとしたウェザリングプランを立てる事が必要です。
良いプランを立てるためには以下の2点を決めるのがコツです。
重要
- 背景・ストーリーを決める
- 使うテクニックを決める
背景・ストーリーを決める
実際の兵器が汚れたりダメージを受けたりするには理由があります。
ガンプラにウェザリングをする時には、どういう経緯でモビルスーツがそうなったのか背景・ストーリーを決めます。
そのためにはアニメやキットのパッケージ・説明書の解説を参考に
- どこで
- 何が起きて
- どうなった
か考えるといいでしょう。
話の筋道が通ってないとウェザリングの組み合わせがちぐはぐになってしまい、せっかくの苦労が効果半減になってしまいます。
使うテクニックを決める
背景・ストーリーが決まれば使うテクニックも絞り込まれます。
実際の作業では個別の技法を
ココがポイント
- 経年劣化・使用感
- 活動してきた場所
- ダメージ
という3要素に分類して考え、組み合わせを決めます。
経年劣化・使用感
新品の機体なのか?長年酷使されてきたのか?
時間の経過や使用頻度を考えて汚れ具合を調整します。
具体的には
- 装甲の汚れ
- 塗装の剥げ
- 錆び・錆び垂れ
- 焼け・スス
- オイルにじみ
- 色あせ・退色
などの表現を行います。
活動してきた場所
配備されたのはジャングル?沼地?砂漠?海?宇宙?
活動してきた場所に応じてにウェザリングの内容も変えます。
具体的には
- 砂・土・泥の汚れ
- 水垢
- 雪・凍結
- 宇宙デブリによる傷
などの汚し塗装を行います。
ダメージ
戦闘でダメージを受けたのか?無傷なのか?
マシンガンやビームライフルか?斧やサーベルか?
どのような武器でどれぐらい損傷したかの変化をつけます。
具体的には
- 実弾・ビームによる弾痕・破損
- 斧・サーベルによる傷・破損
などがあります。
まとめ
ガンプラのウェザリングプランを立てるコツは
重要
- 背景・ストーリーを決める
- 使うテクニックを決める
です。
また個別のテクニックは
ココがポイント
- 経年劣化・使用感
- 活動してきた場所
- ダメージ
の3要素に分けて考え、組み合わせを決めます。
ストーリーがはっきりし使うテクニックが決まれば、作業手順もほぼ決まってきます。