ガンプラHGシリーズのMS-09Rリック・ドム、素組みいってみたいと思います。
ちなみにこの時は
- 使う道具はニッパーのみ
- ランナーからパーツを切り離す時は2度切りする
という、本当に初心者的なやり方で素組みしてみました。(実際は1カ所だけカッターナイフを使いましたが)
なのでゲート跡は残りまくり、パーツの合わせ目も見えまくりですが、楽しんで組み立てられましたよ。
なんせ25年ぶりのガンプラですもんね(>_<)
パチ組みするだけでも楽しいってもんです。
はじめに
このキットは、MS-09ドムとMS-09Rリック・ドムのどちらかを選択して組み立てるようになっています。
なので、パーツがこんな風に2種類用意されている場面があるので、ドムかリック・ドムどちらにするか決めてから進めて行ってくださいね。
ま、「ガンプラは自由だ」と言われていますから、気にしないで好きなパーツを組むっていうのも全然アリだと思います。
胸部・腹部の素組み
まずは上半身のうち胸部と腹部から組み立てていきます。
胸側と背中側のパーツにポリキャップなんかを仕込んで、
パチッと前後を合体。
腹の黒いパーツも前後を合わせて、胸部とドッキング。
胸と腹の接合部にはポリキャップが仕込まれていて左右に動くようになっていますが、可動範囲はほとんどありません。
肩関節は上から見るとこんな感じに、前に動くようになっています。
この肩の動きで、バズーカなんかもリアルに構えることができそうです。
次は背中のバックパックを素組みしていきますが、ここでドムとリック・ドムのパーツ選択が発生。
左がドム用で右がリック・ドム用のパーツです。
ドムのパーツを組んでみた画像。
ドムは陸戦用の機体という設定なのでバーニアが小さく、なんだか物足りない感じがしました。
こちらはリック・ドムのパーツを組んでみた画像。
ドムを宇宙用に改造した機体とあってバーニアが大型化され、内部ディティールもしっかり造形されています。
こっちのほうがカッコイイ!と思ったので、以降はリック・ドム仕様で素組みしていく事に決定。
頭部の素組み
続いて頭部の組み立てに進みます。
頭部は5つのパーツで構成されています。
昔のガンプラは前後2分割とかだったんですが、だいぶ進化しましたね。
細かい部品なので無くさないように注意しましょう。
こんな感じで組んで、
はい、出来上がり。
モノアイが別パーツになっているので、こんな風に動かす事ができます。
赤い十字のパーツを外してモノアイを動かすのですが、私のキットの場合はこの部品がゆるくてポロポロ落ちました。
これ、1つ目のちょと残念な点。
肩・腕の素組み
腕の組み立てに進みます。
下腕、肘、上腕、肩のパーツを準備して、
プスッと串刺しにして組みます。
反対側の腕と肩アーマー、手も作ります。
薄い肩アーマーも2色のパーツのはめ合わせで作るので、今時のガンプラはカラフルです。
上半身合体
これまで素組みしてきた胸・腹部、頭部、腕部を結合。
リック・ドムのフォルムが見えてきました。
頭が胴体に埋もれた感じが好きなんですよね。
これでガンプラリック・ドムの上半身の素組みは完了です。
脚部の素組み
それでは後半戦、下半身の素組みに入っていきます。
脚部の足を作るのですが、ここでまたパーツ選択。
左がドム、右がリック・ドム用の足裏パーツです。
ドムは陸戦用MSで、足裏のホバー・ユニットで機体を浮かせて高速移動するという設定なので、ファンのような羽根の造形があります。
対してリック・ドムは宇宙用MSということなので、足裏にはバーニアの造形がされています。
で、パチパチと組んでいった足がこれ。
次は膝関節から太ももにかけて素組みしていきます。
内側の太ももに外側の太ももをスライドして被せていくのですが、ここで問題発生。
外側の部品が引っかかってうまく入ってくれません。
なので画像中の小さな突起部分を、ほんのちょとだけカッターナイフで削りました。
そしたらスルッとパーツどうしを組み立てることができました。
後はひざ下パーツのふくらはぎ内部にバーニアを組んで先程の太ももと組み合わせていきます。
最後に足と結合させると脚部の出来上がり。
左右の脚を作りましょうね。
腰部の素組み
腰のバーツにポリキャップやバーニアを仕込みます。
後ろのアーマーは左がドム、右がリック・ドムのパーツ。
お尻あたりに小さな丸モールドがあって下に長い、リック・ドム用を選択します。
フロントと両サイドのアーマーも素組みで準備しておきます。
下半身合体
まずは腰に両脚を接合します。
両サイドのアーマーを付けてから、前後のアーマーを取り付けていきます。
これでガンプラリック・ドムの下半身の素組みが完了です。
とりあえずリックドムの本体完成
上半身と下半身を合体させたらリック・ドム本体は完成です。
分厚い胸板にめり込んだ頭部、ボリューミーなひざ下がリック・ドムらしいですね。
このずんぐりマッチョな雰囲気が好きと言う方も多いんじゃないでしょうか?
武器の素組み
あと一息、残るは武器を制作していきます。
上からジャイアント・バズーカ、ビーム・バズーカ、ヒート・サーベルです。
ジャイアント・バズーカは口径360mm!の実体弾。
幻の兵器と言われるビーム・バズーカは、チャージに時間がかかるという欠点はあったが戦艦の主砲に匹敵する威力だという設定らしいです。
ところでバズーカを握っている右手のパーツは、簡単に左右に「パカッ」と分解してしまいます。
武器を持たせてポーズをとろうとしている時なんかに簡単に落ちてしまうので、多少ストレスに感じるかもしれません。
はめ合わせがきついと武器の持ち替えがやりにくいからかもしれませんが、手首の丸関節はしっかりしているだけに、もったいないなーと思いました。
これ、2つ目の残念な点です。
完成
25年ぶりのガンプラ、リック・ドムの素組みが完成です!
足裏やふくらはぎ内部、後部アーマー内部のバーニアもい感じです。
膝関節がポリキャップ2つで良く曲がるので、ここまで腰を落とせます。
肩関節は前に傾けることができます。
だから、こんなポーズもできちゃいます。(肩関節関係ないかも・・・)
浜口さん風に「気合いだ!気合いだ!気合いだ~!」
パッケージイラスト風のポーズもご覧のとおり。
左手の「パー」がいい味出してますね。
作るのと写すのが上手い人なら、もっとカッコ良く見えると思いますよ。
ちょっとモノアイを動かして、ビーム・バズーカを構えさせてみました。
まとめ
25年ぶりにガンプラを素組みしてみて、めちゃくちゃ楽しかったです。
プラモデル経験がある人なら、1時間かからずに素組みできるんじゃないでしょうか?
1,000円もしないキットをパチパチと素組みするだけでこれだけの完成度、今時のガンプラ恐るべしです!
ただ頭の赤い十字パーツと右手がすぐ分解してポロポロとれるという残念な点もありました。
しかし昔と比べると今のガンプラは精度・完成度ともにケタ違いなので、十分満足できましたよ!