ガンプラ SDCS ザクⅡに少しずつ手を入れていきます。
とは言ってもまだ初心者同然なので大した事はできませんが…。
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各パーツの肉抜き穴埋め
プラモデル製作で肉抜き穴をパテ埋めするのは、乾燥に時間がかかったりその後のスジ彫りやディティールアップに影響が出たりするので、最初の段階でやっておくことにします。
肉抜き穴が気になったパーツ達をエポキシパテで埋めていきます。
今回は後頭部の動力パイプ基部と三連ミサイルポッド裏、マシンガンとバズーカのセンサー裏です。
SDCS ザクⅡは素組みの段階で手の肉抜き穴も気になったのですが、これは記事の後半でプラ板を使った肉抜き穴埋めとして紹介します。
白と茶色のパテ素材を、同じ分量ずつ混ぜます。
私はカッティングマットにプリントされている線を目印に、1cmずつ切り出しました。
2種類のエポキシパテ材料を混ぜてこねて、パーツの肉抜き穴を埋めていきます。
水を付けると手やヘラにパテが付きにくいので、形を整える際は1~2滴の水を垂らして作業しました。
今回はタミヤの「エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)」を肉抜き穴埋めに使いました。
速硬化という事ですが、練り混ぜ開始から作業する時間は十分ありました。
20℃で完全硬化まで6時間という事なので、一晩寝かせます。
ちなみに今回練り混ぜたパテの分量では多くて余りました。
そこで画像の右はじのように、エポキシパテを薄く延ばして「布」風にして遊んでます。
AFVのプラモデルやジオラマを作る場合にエポキシパテを薄く延ばして布を表現する方法もあるようなので、この機会に試してみました。
硬化後は金属やすりと耐水ペーパーを使ってパテの余分な部分を削ります。
肉抜き穴がうまく埋まってない部分は、グレーのラッカーパテをチョイと盛って仕上げました。
手の肉抜き穴埋め
これまで製作したSDCSシリーズのガンダムやクロスボーンガンダムX1と比べ、今回のザクⅡは手の裏の肉抜き穴がやたらと気になりました。
そこでガンダムの手と比較してみると、左のザクⅡは手全体がごっそり肉抜きされてますね。
武器を持たせるのでエポキシパテで全部埋める訳にもいかないし、穴を一部残して埋めるのってスゴク難しそう…。
そこで思いついたのが「そうだ!プラ板で一部だけ埋めてしまえ!」という作戦。
指まで埋めるとなると私の技量ではできそうにありませんが、手の甲だけならプラ板を使って埋める事はできそうです。
ということでプラ板の切れ端を用意。
0.5mmと2mmを瞬間接着剤でくっつけて、2.5mmの厚みにします。
Pカッターを使い、手の甲に差し込む幅より少しだけ大きくまとめて切り出します。
Pカッターの刃はカッティングマットを傷つけるので、私の場合は適当な木片の上で作業しました。
少し大きめに切り出したので、金属やすりやデザインナイフ、耐水ペーパーを使って現物合わせで幅を調整します。
細いパーツは持ちにくいので、スジボリ堂のパーフェクトバイス1号同等品で固定しながら作業しました。
人気のパーフェクトバイス1号は売り切れると入荷待ちまで長いのですが、Amazonでも同等品が購入できます。
入荷まで待てなかった私は「グリーンスタッフワールド スタンド付きワークホルダー」という製品を購入しました。
おそらく同じ製造元でしょう。
手にプラ板を差し込んで、試しにマシンガンを持たせてみるといい感じです。
ニッパーや金はさみなどで少し長めに切り出しましょう。
プラ板の余りをバイスに挟んでカッターややすりで成形します。
残った小さい穴は、ラッカーパテで埋めてしまいます。
ラッカーパテ乾燥後に成形するとこんな感じです。
肉抜き穴そのままよりも、少しはマシになったんじゃないでしょうか?
まとめ
この後の製作を考えて、最初に肉抜き穴めをしました。
私の中でプラモデルの肉抜き穴埋めと言えば、パテを使った方法しか頭にありませんでしたが、他の先輩方の製作記などを見ていてプラ板を使う方法を思いつきました。
上手な人たちが作る「手」には到底及びませんが、何もしないよりだいぶマシな「手」になったと思います。
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