プラ板を同じ幅に切り出したり、同じ距離のスジ彫りをするのは初心者にとって意外と難しい作業です。
何かいい道具ないかな~と思って調べていて見つけたのがWaveのスライドT定規でした。
等幅の切り出しだけでなく、等距離のスジ彫りにも活躍してくれそうです。
開封
それでは開封してみます。
パッケージ裏面には一通り使い方の説明がされいます。
本体の大きさは50mm×80mm、厚みは6mm程度です。
アルミ製で全体に青のアルマイトコーティングがされています。
T定規部分をスライドさせると、最大で60mm程度まで飛び出します。
このT定規部分をガイド代わりにしてプラ板を切り出したりスジ彫りをしたりします。
裏側の様子です。
本体部分とT定規の段差は約0.8mmです。
アルミ製なので軽量で取り回しやすそうです。
スライドT定規の使い方
切り出しの場合
プラ板等を切る時の使い方です。
切りたい寸法までT定規部分をスライドさせ固定し、対象物にあてがって使います。
裏側を見るとこんな感じ。
本体とT定規の段差部分に対象物をあてがいます。
定規に沿ってデザインナイフやカッターナイフで切り出しをします。
この時プラ板などが動くと正確に切り出せないので、切るものは両面テープなどで固定しておいたほうがいいです。
スライドT定規を使うと同じ幅のプラ板の細切りを量産する事も可能です。
作業動画
上の動画ではスライドT定規と2mmのプラ棒を使い、2mm幅のプラ板細切りを量産してみました。
基準にする物を変えれば、3mmとか5mm幅の細切りも可能です。
こちらの動画はスライドT定規とノギスを使ってプラ板の細切りを量産しています。
「〇〇mmに切りたい」とか「ノギスで寸法をコピーしてココと同じ幅に切りたい」という場合に使える方法だと思います。
まとめ
スライドT定規、等幅のプラ板をたくさん切り出したり等距離のスジ彫りをするのに役立ちそうです。
これからディティールアップや改造をしながら色々な使い方を試していきたいと思います。
最近は角度を調整できたり100mm程度まで対応したスライドT定規2も発売されているので、より幅広い工作がしたい場合はそっちがいいかもしれません。
ただ個人的には部品点数が多くなる事でガタついたり精度が悪くなったりしないかな~?と気になります。