少し古めのガンプラですがシンプルでパーツ数も少なく、お値段も量かなりリーズナブル。
ザク好きもあり選んだシャア専用ザクⅡ。
- ゲート処理と合わせ目消し
- モノアイとレンズのクリア化
- エアブラシ塗装
- スミ入れとコーティング
という内容で製作します。
前回素組みして気になったパーツの肉抜き穴を、パテを使った2通りのやり方で埋めてみます。
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瞬間接着剤をパテ代わりにして埋める
まずは瞬間接着剤をパテ代わりにしてガンプラの肉抜き穴を埋める方法から。
この方法のメリットはすぐに硬化して削り作業に進めるという点です。
硬化スプレーを吹けばすぐ硬化してくれるので、成型作業に移る事ができます。
この方法のデメリットは気泡が入り込んでしまうという点。
瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜる時か、はたまたベビーパウダーの仕業か、けっこう気泡が入り込んでしまいます。
なので後からほぼ確実にラッカーパテとかで気泡を埋めてあげないといけません。
ま、他のパテを使ってもたいがい気泡埋め作業は発生するので、この辺は仕方ないかと思います…。
(私が下手だから?)
用意するのは
- 瞬間接着剤
- 瞬着硬化スプレー
- ベビーパウダー
の3つです。
私は手持ちに黒い瞬間接着剤があったのでそれを使いましたが、中・高粘度で乾燥が遅いタイプであればよろしいかと。
ベテランモデラーさんなんかはシアノンDWを愛用してる方も多いようです。
ベビーパウダーも銘柄関係ないみたいですが、ある方のブログで「ジョンソンがいい匂いがする」というのを見かけてそれを真似しただけです。
良い香りに癒されながら作業すると気分いいですもん♪
瞬間接着剤とベビーパウダーを1:1ぐらいの割合で混ぜます。
それぞれの量は厳密でなくても、硬化スプレーを吹けば固まるので大丈夫です。
ベビーパウダーを少なくすると気泡は減らせると思いますが、硬くて削りにくくなります。
逆にパウダーを多くすると削りやすい硬さになりますが、気泡も多く入ります。
爪楊枝でまぜるとこんなドロットした感じになります。
ソフトクリームぐらいかな?
爪楊枝で肉抜き穴に充填して、硬化促進スプレーを吹くと数十秒~数分で固まります。
このへんの硬化時間は充填するパテの量とか穴の深さによると思いますので、その時々で様子を見ながら作業したほうがいいですね。
硬化後にデザインナイフやサンドペーパーを使って成形すると見事に気泡が出てきました。
仕上がりにこだわる方はこの後ラッカーパテなどで気泡埋め作業をしましょう。
今回のパーツは腋の下とマガジンの裏だったので、私は気泡をそのままにしました。
決して手抜きではないですよ、作業効率化です( ー`дー´)キリッ
肩関節を仮組みするとこんな感じです。
前側に可動させた時にチラッとしか見えないので、この程度の肉抜き穴埋めでもいいかと…。
マガジンをマシンガンに組んでみるとこんな感じ。
肉抜き穴ぽっかりはチョット…ですがわざわざ見る所でもないので気泡はそのままにしておきます(*´艸`*)
エポキシパテで埋める
次はエポキシパテで膝アーマー裏側の肉抜き穴を埋めます。
決して瞬間接着剤を使って埋める時に忘れちゃったからエポキシパテを使ってる訳じゃないですからね!
タミヤの速硬化タイプのエポキシパテを使いました。
まず白とベージュのパテ剤をカッターナイフを使い同じ長さに切って良く練り混ぜます。
次に練ったエポキシパテを膝アーマー裏の肉抜き穴に詰め込みます。
完全硬化まで6時間程度かかるのですが、後々の作業のやりやすさを考えて小一時間ぐらい経過した時に余分なパテをカッターナイフで荒削りしておきました。
その後はヤスリがけで綺麗にして、気泡とか充填不良な個所はラッカーパテを使ってもう一度埋めました。
まとめ
凄い改造やディティールアップにはまだまだほど遠いですが、まずはこういう基本的な作業に慣れる事が大事だと思います。
パテを使った肉抜き穴埋めの方法も色々あると思うので、少しずつチャレンジしていきます。