製作記

HG ネモ(ユニコーンVer.) MSA-003 完成!

当ブログは記事内に広告リンクを含みます。

HG ネモ(ユニコーン Ver.)の完成ギャラリーです。

当初は素組みに水転写デカールを貼ってつや消しコーティングで仕上げるつもりでした。

ストレート組みにデカールを貼るだけでどれだけ変化するか試したかったからです。

しかし合わせ目が気になり手を付け、途中で気が変わって全塗装しました。

成形色に近い色を調色できたので、全塗装の割には簡単フィニッシュっぽい色合いになっています。

完成動画

ギャラリー

キットの合わせ目は全部消しました。

肩アーマーが前後分割で、そこの合わせ目消しは少し難しかったです。

スミ入れの塗料が綺麗に流れるよう、全身のモールドも彫り直してあります。

彫り直しはシンワのケガキ針と最近お気に入りのHIQパーツのラインスクライバー0.15mmをメインで使いました。

特に改造やディティールアップはせず、素組みに近い状態です。

その代わり水転写デカールをたくさん貼る事で、全体の情報量を増やしてあります。

使ったのはHIQパーツの1/144スケール用コーションデカールです。

頭部バルカン砲はスジ彫り直しの効果で、スミ入れした塗料がくっきりしています。

塗装は基本ラッカー系のMr.カラーを使い、おでこ・コクピットの赤、肩ダクトの黄色はタミヤのエナメル塗料を使いました。

ラッカー系塗料を下地にしてエナメル塗料を上塗りする事で、はみ出した時の拭き取りも簡単で、溶剤で下地を傷める事もありませんでした。

スミ入れとデカール貼りの前には、ラッカー系の光沢クリアで一旦コーティングしてあります。

光沢クリアを塗装する事で表面がツルツルで滑らかになります。

そうする事でスミ入れではみ出した塗料の拭き取りがしやすく、デカールの位置決めや密着性も良くなりました。

基本色の調色でいい事を学びました。

普通の白にクリアグリーンを混ぜる事で、イメージ通りの色を作る事ができました。

前に吉本プラモデル部のYoutubeチャンネルで「色味を変えたい場合、クリア塗料を混ぜるといい」というのを見て実践した結果です。

クリア塗料は混じりけがないので、色味を変えるのに良いそうです。

白に普通の緑を混ぜてもこうはならなかったはずです。
(調色で思い通りにならなかった経験あり)

ふくらはぎのスラスターの黄色(エナメル塗料のイエロー+オレンジの混色)は、発色に気を使いました。

下地になった濃いブルーの上に直接塗っても発色しないと予想できたので、先にエナメルの白を塗った上に重ね吹きしました。

ラッカーの上にエナメルを塗ったので、はみ出した塗料も簡単に拭き取れました。

後頭部センサーは付属のシールです。

頭とトサカの境目は、凹んだ部分にスジ彫りをしてあるのでスミ入れがビシッと決まりました。

太もも両サイドのスジ彫りはキットの合わせ目を0.3mmの段落ちモールドにしてあるのですが、これは太すぎました。

もっと細くするか黒以外の塗料で塗ればよかったと思います。

ふくらはぎ両サイドのモールドは、キットの状態で甘かったので彫り直して正解です。

シールドは特に何もしてません。

マシンガンは左右分割だったので、合わせ目を消してあります。

腰のフロントアーマーは、左右を繋ぐ軸を切り離して独立して動くようにしてあります。

ただ切り離すとグラつくので、元の軸の中心に0.5mmの真鍮線を刺して補強済み。

赤で塗り分けたモールドが内ももでチラリ。

肩のダクト内部は塗り重ねすぎてモールドがつぶれています。

元々塗装する気はなく接着してしまったので、今の私のテクニックではどうしようもありませんでした。

次作る時はもう少し考えます。

バックパックとふくらはぎのスラスターの形状、めっちゃ好みです!

まとめ

ほぼ設定通りの配色で特にディティールアップもしてないのに、デカールを貼るだけでもカッコよくなったと思います。

情報量を増やす事が目的だとしたら、デカール貼りは最も手軽なディティールアップじゃないでしょうか?

ネモはジムの後継機?みたいな設定だと思いますが、人気はジムに劣ります。(たぶん…)

しかし作ってみると今風で、肩・バックパック・ふくらはぎが好みのディティールでした。

キット自体が最近の物と言う事もあり、パーツ構成もよく考えられていると思います。

Taro
Taro
「とりあえずつくってみるか」的に製作してみましたが、2回目や別のバージョンを作りたくなる機体でした。

\ グレード・シリーズ別 /

》Amazonのガンプラ通販

  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

-製作記