製作記

SDCS ザクⅡ MS-06 完成!

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SDCS ザクⅡが完成しました。

艶消し塗装で失敗も経験しましたが、モノアイや口のダクトのプチ・ディティールアップは初めてにしては上手くできたと思います。

Taro
Taro
それでは反省しながら全体を振り返ってみます。

SDCS ザクⅡ 本体

全体のカラーチョイスはなじみのあるタミヤのアクリル塗料を使って個人的にうまくいったと思っています。

HG THE ORIGIN のザクⅡのカラーガイドも参考にしましたが、調色を避けて自分なりに近似色を探してエアブラシ塗装しました。

明るめグリーンがXF-71(コクピット色)、濃いグリーンがXF-26(ディープグリーン)、指やバックパックはXF-63(ジャーマングレイ)、黒い所は単純にブラックです。

最後の艶消し塗装はアクリルのXF-86(フラットクリヤー)を試してみようとしたのですが、白化したりして失敗したのでクレオスの水性つや消しトップコートで仕上げました。

色々チャレンジしてみようとしたのですが、最後は自分の中で実績のある方法で仕上げたという事ですね。

もうちょっと勉強してから再度チャレンジしてみようと思います。

モノアイの裏にはアルミホイルを貼り付けて光を反射するようにし、表面は荒めのコンパウンド磨いてあります。

よく見ると奥のアルミホイルのシワが見えるので、次からは模型雑誌などでも紹介されているラピーテープを使ってみようかな?

口のダクトはキットの状態で三方囲みなのですが、底辺にプラ板を貼り付けて四方が囲まれているようにしました。

初心者でも簡単にディティールアップできたので、よろしければ参考にどうぞ。

キラリと光る可動式モノアイでの「ギロリ」、一度やってみたかったです。

20数年前のホビージャパン誌などで見て憧れてました。

あ、左肩アーマースパイクのところの墨入れは拭き取りが甘いですね。

トップコート吹いちゃったのでどうしようもありませんが、次回からは丁寧に拭き取りしないといけませんね。

下腕のモールドは合わせ目消しの時に一部消えてしまったのですが、スジ彫りの彫り直しで復活させました。

右脚ふくらはぎの墨入れは、モールドが甘かったので綺麗に入ってません。

墨入れする予定のところは、事前にモールドを深く彫っていたほうが良さそうです。

左脚ふくらはぎはスミがちゃんと入らなかったので油性マジックで書いてみましたが、やっぱりイマイチですよね?

濃いグリーンのパーツは塗装時に表面が荒れて梨地になってしまたので、スミも若干滲んでしまってますね。

特にフンドシやフロントアーマーのあたりが目立ちます。

下地のサーフェイサーの吹き方とか、エアブラシで色をのせる時の塗料の濃さなど、まだまだ修行が必要です。

バーニアは試しにエナメルのX-32(チタンシルバー)で筆塗りしました。

明るくて軽い感じなので、XF-56(メタリックグレイ)あたりが良かったかも。

後頭部の動力パイプ取付け部は肉抜き穴埋めをしたのですが、綺麗に埋まってくれてます。

左肩アーマーの合わせ目は、しっかり消すことができて良かったです。

手の裏側は思いきり肉抜きされてスカスカだったのですが、プラ板やパテを使ってそれらしく肉抜き穴埋めをしてみました。

キットの状態だと後ろ姿が寂しいので、これはやって良かったです。

こうして見ると、初めてのザクとしてはまずまずかな?

ザクⅡ 武器類

反省の意味も込めて、艶消し塗装の際に白化した武器類もちゃんとUPしておきます。

画像のマシンガンとヒートホーク、手指と同じジャーマングレイで塗装したのですが白く粉をふいたようになってますよね?

この状態、白化現象と言うそうです。

艶消し塗装を湿度の高い日にやったため、塗料の溶剤が気化する際に塗装面が冷却されて、空気中の水分が塗装面で凝結して起こったようです。

エアコンを稼働させて室内を除湿していたのですが、塗装ブースで換気するから結局は湿度の高い外気が入ってきてしまったんですね。

先輩方が雨の日は塗装するな!とおっしゃっていたのを身を持って体験しました。

下地色のジャーマングレイはうまく塗れていたのですが白化してしまい残念。

センサーはMr.カラーの蛍光ピンクを筆塗りしてあります。

ヒートホークも見事に白化してしまいました。

腰にマウントしたバズーカも艶消しフラットクリアーが白化。

下地の色は試してみたかったMr.カラーの71(ミッドナイトブルー)です。

なんだか極間の地で凍結しているみたいですね。

ブラックで塗った両脚の三連ミサイルポッドも、曇ったようになってしまいました。

艶消し塗装の時はこれまでやった事のないアクリルのフラットクリアーを使うという事もあり、先に武器類に試し塗りしたのでそこだけ白化現象が起こりました。

そして一旦作業を中止し、一週間ぐらいしてから2回目の艶消しフラットクリアーに挑戦しました。

2回目の挑戦の時も先に試吹きしたは足の甲や底が曇りそうだったので、急遽方針変更。

これまで上手くいったクレオスの水性つや消しトップコートで仕上げました。

まとめ

武器類は白化でせっかくの塗装が台無しになってしまいましたが、日を空けて塗装方法も変更した事でザク本体はまだ見れる状態に仕上がりました。

ま、これも勉強ですね。

次回からは雨の日の塗装を避けたり、塗料の希釈にリターダー入りの薄め液を使ったり工夫します。

モノアイの裏に反射用のアルミホイルを貼ってみたり、口のダクトにプラ板貼って簡単ディティールアップをしてみたり、肉抜き穴埋めや合わせ目消しの基本的な工作をしてみたり、いい練習になりました。

Taro
Taro
何より、ずっと憧れていたモノアイ可動させての「ギロリ」ができたのでそれなりに満足しています!

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  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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