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実践!3種のガンダムマーカーを使ったスミ入れ【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】

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パーツのスジ彫りや凹みに塗料を塗ってモールドを強調する事で、立体感や精密感が高めるのがスミ入れ

成型色で色分けされているガンプラは、専用のマーカーを使ってパーツに直接スミ入れして仕上げるだけでも十分カッコよくなります。

今回は

  • ガンプラを素組みした事はあるけど、スミ入れはやった事がない。
  • ガンダムマーカーを使ったスミ入れにチャレンジしたい。

そんな初心者さん向けに、実際にスミ入れのやり方を解説していきます。

使うキットは二度切り・ゲート処理のみで素組みしたHGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)です。

3種類のガンダムマーカーを使用

使うのは

  • 流し込みタイプのスミ入れペン
  • 書き込みタイプのスミ入れペン(極細)
  • 拭き取りタイプのスミ入れペン(ふでペン)

の3種類のガンダムマーカーです。

全部持ってなくても、流し込みタイプのガンダムマーカーさえあれば一通りスミ入れができます。

余分な塗料の拭き取りにはガンダムマーカーの消しペンが使えますが、扱いづらい事もあるのでアルコール(エタノール95%とかのやつ)を綿棒に含ませて使うと作業がはかどります。

エタノールと綿棒はドラッグストアで購入できますね。

スミ入れ前の準備

「いざスミ入れじゃ!」の前に、2つだけ準備しておきましょうね。

スミ入れする場所と使う色を決める

できるだけスミ入れをする場所と使う色も前もって決めておきましょう。

墨を流してから「イメージと違った!」となり、泣く泣く拭き取るなんて事になりたくないですもんね。

スミ入れをする場所や色を決める時には、パッケージや説明書の完成見本がとても参考になります。

なんたってプロが作った見本ですからね~、初心者にはいいお手本です。

作業しながら途中で確認する事も忘れずに。

実際にどんな色になるのか、どんな墨の流れ方をするのか、パーツの見えない所やランナータグなんかで試してみるのもおすすめです。

私は初めてガンダムマーカーを使う時、足裏のモールドで練習したりもしました。

部位ごとにバラす

せっかく作ったジム・コマンドですが…

こんな感じで部位ごとにバラしておきます。

組みあげた状態でスミ入れしようとすると、

  • 細かい部分にガンダムマーカーのペン先が届かない
  • 乾燥してない塗料を触って汚す

などがあるのである程度バラして作業した方が早くて綺麗に仕上がります。

必要なら後でさらにパーツ単位に分解します。

実際のスミ入れ作業

お待ちかね、実際にスミ入れしていきますね。

最初の方は画像多めで詳しく解説して、後半はサラッとスピードアップして解説します。

胸部のスミ入れ

胸部は襟元?首元?にも墨を流したいのですが、そのままスミ入れ作業をすると合わせ目に塗料が流れ込んでしまいそうです。

仕上がりが悪くなり、後で修正するのも面倒そうなので先に分解する事にしました。

接着して合わせ目消しをしておけば大丈夫なんでしょうけど、パチ組みなので仕方ないですね。

私はよくデザインナイフで合わせ目をこじってパーツ単位に分解します。

手でウネウネして僅かに開いた合わせ目に、刃の”腹”を慎重に差し込み少しずつ隙間を広げます。

”先”だと刃が折れたりパーツを傷つけたりします。

1か所だけでなく全体的に広げるのがコツです。

ある程度隙間が開いたら、もっと強度のある物でさらに合わせ目を広げていきます。

私はよくヘラを使ってますが、バターナイフや定規など強度があってパーツを傷つけない物ならなんでもOKです。

ある程度こじ開けると、ポロッとパーツがバラけます。

最近はパーツオープナーという専用工具も売られているようですが、私は今のところ必要性を感じた事がありません。

メモ

後から分解する予定がある場合、”ダボ”や”ダボ穴”を先に加工しておくと良いでしょう。

ダボ穴の側面をニッパーでカットすると、ハメ合わせが緩くなり分解しやすくなります。

ドリルでもんで穴を大きくする方法もあります。

ダボを短く切ったり削って細くしても同じ効果が得られます。

ただし全部にやるとパーツがポロポロ取れたり時間がかかるので、必要な所だけ加工したほうがいいです。

胸と背中の外装パーツが外れたので、中のダクトや腹のパーツも分解していきます。

画像左側のダクトがスミ入れ前、右がスミ入れ後です。

上段のダクトは書き込みタイプ(極細)のスミ入れペンでベタ塗りしました。

黒い油性マジックで書き込む要領ですね。

下段のダクトは流し込みタイプのスミ入れペンを使いました。

ガンダムマーカーの流し込みタイプは、モールドの一点にペン先を当てると毛細管現象で塗料が流れ込んでくれます。

外装の赤いパーツは流し込みタイプのブラウンを使いました。

画像は拭き取る前なので余分な塗料がついてます。

個人的にガンダムマーカーの消しペンは扱いが苦手なので、綿棒を使いました。

綿棒に消しペンの先をあててアルコールを吸わせます。

アルコールを含んだ綿棒で拭いたり、軽く押さえたり、クルッと回したりして余分な塗料を除去します。

とりあえず拭き取ってみましたが、あまりうまくできてませんね。

線などの凹モールドは綺麗に処理できるのですが、襟元など緩い角度の入隅(逆エッジ)は拭き取りが難しいです。

せっかく流した墨を全部拭き取ってしまい、またスミ入れして、また拭き取って…と。

綿棒じゃなくてティッシュを使ったほうが良かったかもしれません。

腹の白いパーツは流し込みタイプのグレーでスミ入れしました。

修正も不要なぐらい一発で決まりましたよ。

ガンダムマーカーでスミ入れ前後の比較です。

素組みだけよりもだいぶ立体感が出てますよね?

拭き取りが下手なのは後から修正します。(汚し塗装に見えなくもないケド…)

バックパックのスミ入れ

バックパックには流し込みタイプのグレーでスミ入れしました。

そんなに複雑なモールドではないので、拭き取りも簡単でした。

ガンダムマーカーでスミ入れ前後の比較です。

余裕があればバーニアを部分塗装してもいいですね。

頭部のスミ入れ

頭部も基本的に流し込みタイプのスミ入れペンを使用しました。

頬のダクトだけ、ガンダムマーカーの書き込みタイプ(極細)で黒くベタ塗りしてあります。

胸部も含めてスミ入れ前後を比較すると、少しずつ雰囲気が出てきました。

ビーム・ガンとシールドのスミ入れ

ビーム・ガンはモナカ合わせを分解して、流し込みと書き込みタイプを使用してスミ入れ。

シールドも分解しました。

赤いパーツは流し込みタイプのブラウン、他は流し込みタイプのグレーを使いました。

表面の前後比較です。

二つの丸いモールドや連邦軍のマークは塗り分けしたいところですね。

シールドの裏はモールドがたくさんあるので、スミ入れふでペンを使ってみました。

はみ出しを気にせずガシガシ書き込んで、パーツに塗料をのせて乾燥させます。

しばらくして乾いた綿棒で拭きとります。

大人が使う普通の大きさの綿棒と、子供用の小さな綿棒を使い分けるといいでしょう。

ちなみに大人用の普通の綿棒はすぐ型崩れしますが、子供用の小さな綿棒はなかなか型崩れせず持ちがいいです。

腕・手のスミ入れ

下腕は分解せずにスミ入れしたので、袖口の合わせ目に塗料が流れ込んでしまいました。

合わせ目付近で流し込みタイプのスミ入れペンを使う時に起こりがちなトラブルですね。

なのでデザインナイフとヘラで合わせ目をこじって分解して…

流れ込んだ塗料をエタノールを含ませた綿棒で掃除しました。

全部のパーツに流し込みタイプのグレーでスミ入れするとこんな感じです。

ガンダムマーカーでスミ入れ前後の比較はこちらです。

ハンドパーツも流し込みタイプのスミ入れペンを使いました。

スミ入れすると指の表情が良くなりますね。

ここまでで上半身と武器類の作業は完了です。

がんばって下半身もガンダムマーカーでスミ入れしていきましょう。

腰部のスミ入れ

腰も流し込みタイプのグレーでスミ入れしました。

後ろのビーム・サーベルは一旦取り外してから作業をすると綺麗に仕上がります。

脚部のスミ入れ

ふくらはぎの曲線は書き込みタイプ、その他は流し込みタイプでスミ入れしました。

足裏の赤いパーツは流し込みタイプのブラウンです。

画像左がスミ入れした脚、右が素組み状態の脚です。

まとめ

スミ入れ作業が終わったら、また組み立てて完成です。

お疲れ様でした~。

画像で比較してみるとやっぱりスミ入れしたほうが情報量も増えて「プラモデルちゃんと作ってるぞ!」という気分になりますね。

Taro
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Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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