HG 素組み・組み立て ガンプラ初心者講座

ガンプラを二度切り・ゲート処理だけで素組み!【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】

2019年4月9日

今回は

  • ガンプラをまだ作った事がない。
  • ゲート処理って聞いた事はあるけど、実際にやった事がない。
  • 素組みで塗装なしだけど、もう一歩進んだ製作をしてみたい。

そんな超初心者さん向けに、実際のガンプラ製作の様子を丁寧に紹介します。

HG ザクⅡ改を製作していて、自分の技術がない事に気付いて、初心に帰って最初の一歩から取り組んでみようと思った事もありますが…。

前半は特に丁寧に書いているので、かなりのボリュームになっています。

目次をクリックするとその場所までスクロールするので、すでに知っている事などあれば飛ばして読んでくださいね。

無塗装・ウェザリング【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】製作記まとめ

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製作の条件

先に製作する際の条件を設定しておきます。

  • 各パーツはゲート処理して素組み。合わせ目消しはしない。
  • 後でスミ入れはやる。
  • 塗装なしだけど、後で艶消しトップコートはやる。

合わせ目消しはやらず、ゲート処理のみやっていきます。

なので各パーツにペーパーがけする範囲も、ゲート処理に必要な最小限でやります。

部分塗装すらやりませんが、別でガンダムマーカーによるスミ入れと艶消しトップコートはやります。

塗装なし・ゲート処理だけで素組みした場合と、スミ入れ・艶消しトップコートまでした場合を比較しても面白いかと思って。

そして選んだキットはこちら↓

HGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)です。

パーツは少なそうだし、比較的平面が多いのでヤスリがけも簡単そうだし、何より1,000円以下で買えるというのが魅力です。

その割にはカッコイイので、練習用としてうってつけだと思いませんか?

組み立て前の準備

誰でも気持ちが高まって、すぐにプラモデルを作りたくなります。

でもその前に、使う道具とキットの内容を確認しておきましょうね。

道具は揃ってる?

製作に入る前に、今回必要な道具を確認しておきましょうね。

今回必要な道具

  1. ニッパー
  2. デザインナイフ
  3. サンドペーパー(耐水ペーパー)

上の3つに加えてカッティングマットがあるに越したことはないですが、作業ができない訳ではないのでリストに加えてません。

初心者向け道具

中身と作業の流れを確認

仕事でも納品されたら検品しますね?

また、全体の流れを把握してから各パートの作業をしたほうがスムーズに進行できますよね?

好きなガンプラを製作する前に、中身の確認と全体の流れを把握しておきましょう。

組み立て前の確認

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準備OK?いざ、製作!

ガンプラ素組みの基本3ステップ

  1. 二度切りでパーツの切り離し
  2. ゲート処理
  3. 組み立て

※先に組み立ててからゲート処理したほうがいい場合もある

ここからやっとジム・コマンドの製作に入っていきます。

基本的には上の3ステップの順番で製作していくので、頭に入れておいてくださいね。

詳しくは記事中で解説していきます。

メモ

製作時にはパーツランナーを見分けるのに意外と時間をとられます。

各ランナーにマスキングテープや付箋を使って識別しやすいようにしておくと、かなり作業がはかどります。

今回のように5枚程度のランナーでも十分効果がありましたよ。

胸部の組み立て

説明書によると最初は胸部の製作からですね。

ガンプラに限らずプラモデルを製作する時は、「ランナー名+パーツ番号」で使う部品が指示されます。

この場合A9Aランナーの9番パーツ

C18Cランナーの18番パーツになります。

おっと、早速ポリキャップの向きに注意の記載もされてますね。

また◆1や◆2は組み立てる順番を表しています。

今回の場合はA9にC18を先にはめ込んでから、PC Kを組みつける手順になります。

それでは実際に3ステップで作業していきましょう。

step
1
二度切りでパーツの切り出し

まずはパーツをランナーから切り離していきましょう。

綺麗にゲート処理できるように、二度切りをしていきます。

一度目のゲートカットは、パーツから離れた位置で行います。

バリが残りますが、気にせずパーツをランナーから切り離します。

二度目のカットは、ニッパーの背をパーツに当てて行います。(場合によってはほんの少しだけパーツから離す)

この時にバリとして残ったゲートをほとんど取り除きます。

二度切り前後の比較です。

もうゲート処理してあるんじゃないかっていうぐらい、綺麗でしょ?

二度切りをすることでパーツの切断面に不要な力が伝わるのを防ぎ、白化や変形などのトラブルを予防する事ができます。

メモ

パーツを切り離す時は、プラモデルの箱やゴミ箱の上でゲートカットすると作業スペースを汚さず片づけも楽チンです。

今回のジム・コマンド(宇宙仕様)でも、組み終わる頃にはこれだけ切りくずが出ます。

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step
2
ゲート処理

二度切りをしてパーツをランナーから切り離したら、ゲート処理をしていきます。

ゲート跡をサンドペーパーで研磨していきます。

最初は400番のサンドペーパーで研磨し、600番・800番と目の細かい番手に切り換えていきます。

今回はかなり綺麗にゲートカットできたので二度切り⇒ペーパーがけと進んでいます。

二度切りでもバリが残ってしまった場合は、デザインナイフでバリを削ってからペーパーがけをしましょう。

左がゲート処理(ペーパーがけ)前、右がゲート処理(ペーパーがけ)後です。

画像では分かりにくいですが、ゲート処理後のほうがパーツ表面が一段と滑らかな仕上がりになっています。

メモ

平面をヤスリがけする場合、サンドペーパーには当て木をしましょう。

私はゴッドハンドのFFボードアクリルという商品に、15mm幅の両面テープでサンドペーパーを貼り付けて作業しています。

専用の当て木でなくても、シャーペン芯のケース消しゴムを使ってもOKです。

また全てのゲート跡を処理しようとすると意外と時間がかかります。

完成後に見える場所だけゲート処理をすると作業時間の短縮と綺麗な仕上がりが両立できます。

ゴッドハンド FFボードアクリルのレビューとペーパーがけのコツを紹介

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step
3
組み立て

二度切りで切り離し⇒ゲート処理と進めたパーツがこちら。

胸部の外装パーツに内部ダクトパーツをはめ込みます。

首のポリキャップも向きに注意して組み込むと、胸部前側の作業は完了です。

以上のように、今後も3ステップで製作していきます。

続けて後半の製作を進めていきましょう。

背中側のパーツを二度切りとゲート処理していきます。

先に作った前側と組み合わせて、ジムの胸部が完成です。

メモ

後から分解する予定がある場合は、”ダボ穴殺し”をしておくといいでしょう。

凸状のダボを受けるための、凹状のダボ穴のはめ込みを緩くしておくことで、簡単に分解できるようになります。

ドリルで穴を広げる方法もありますが、手軽にできるニッパーで穴の側面に切り込みを入れる方法でやりました。

注意点としては、しっかりはめ込みたいのにパーツがスポスポ抜けてしまう事もあるので、場所を選んで加工しましょう。

バックパックの製作

バックパックもこれまで通り3つの手順で製作していきます。

step
1
二度切りでパーツの切り出し

バックパックにはゲートなのかパーツ本体なのか区別がつきにくい所があるので、切り出しの時に注意が必要です。

またバーニアなどの丸いパーツは、3回に分けて切り出すとゲート処理がしやすくなります。

1回目はいつものようにパーツから離れた位置でゲートカットします。

2回目はパーツ側面に沿って、斜めにニッパーの刃をあててゲートカットします。

3回目はニッパーの刃を当てる角度を変えて、パーツ側面に沿ってゲートカットします。

step
2
ゲート処理

まだバリが残っている場合は、先にデザインナイフでゲート処理をします。

ただし小さなパーツで持ちづらく指を切ってしまう危険もあるので、不安ならデザインナイフを使わずに次のペーパーがけの工程に進みましょう。

バーニアなどに硬くいて平たい当て木を使うと、丸いパーツを変形させてしまうかもしれないので、ここは当て木をせずに400番⇒600番⇒800番とサンドペーパーでゲート処理をしていきます。

バックパックなどの平面にゲート跡がある場合は、これまで通り当て木を利用しながらゲート処理をしていきます。

step
3
組み立て

先に製作した胸部と、切り出し・ゲート処理が終わったパーツです。

全て組み立てるとこんな後ろ姿になります。

頭部の製作

次は頭部の製作に入ります。

ここからは進行を早めますね。

頭部の製作に必要なパーツです。

二度切り・サンドペーパーでのゲート処理まで終わらせておきます。

組み立てて胸部とドッキングさせました。

だんだんジムらしくなってきましたね。

メモ

頭部のダボ穴はドリルでもんで、ハメ合わせを緩く加工しました。

しかし簡単にスッポ抜けてしまうので、最終的に接着しない場合は頭部の”ダボ穴殺し”はやらないほうがいいかもしれません。

小さなパーツを手に持ってゲート処理する時は、把持が不安定で作業しにくい事があります。

そんな時は逆動作(逆作用)のピンセットを補助的に使うとパーツを安定させられる事があります。

普通のピンセットは握ると先端が閉じますが、逆動作のピンセットは握ると先端が開きます。

ホームセンターでちゃんとしたメーカー品が200円ちょっとで売っていたので、私は衝動買いしてしまいました(^_^;)

ビームガンとシールドの製作

ビームガンは2つのパーツで左右モナカ合わせの作りです。

二度切り・ゲート処理をして組み立てるとこんな感じです。

シールド本体に必要なパーツは5点。

表裏のパーツを組み立てるとこうなります。

メモ

シールドの赤いパーツは後でスミ入れする時に取り外せたほうがいいかもしれないと考えました。

そこでダボをニッパーやデザインナイフで斜めにカットして細くし、ハメ合わせを緩くしてみました。

両腕と両手の製作

腕の製作に入っていきますよ~。

可動部分が多い=パーツ数が多くなるので、腕や脚は慎重に作業しましょう。

上は右腕のパーツ一式です。

これが…

関節部分を先に組み立てるとこうなります。

さらに外装パーツを組み立てて右腕の完成です。

同じように左腕も製作します。

メモ

肩のスラスターもゲートなのかパーツのダボなのか間違えやすそうな箇所があります。

慣れてきた頃に「パチッ」と切断してしまわないように注意しましょう。

肩関節のパーツは左右貼り合わせで同じ位置にゲート跡がきます。

こういう場合は切り出して先に組み立ててから、まとめてゲート処理すると作業が効率よく進みます。

下腕の外装パーツも先に組み立ててからまとめてゲート処理したほうが、うまく仕上げられそうです。

手は4つ付属し、それぞれ手の平と甲のパーツで構成されています。

手の甲のパーツは一見同じに見えますが、ハメ合わせ部分が全て微妙に違うので注意が必要です。

このキットの手は良いディティールだと思うのですが、ビームサーベルが一体式なのがちょっと残念ですね。

ここまでで上半身の作業は完了です。

集中力が切れるとミスってしまうかもしれないので、一旦休憩してから製作を続けるのも手ですよ~。

腰部の製作

それでは下半身の製作いってみましょう。

二度切り・ゲート処理まで終えた腰部のパーツです。

写真映えを意識してサイドアーマーもこの時点で組んじゃいます(^_^;)

ビームサーベルも忘れないように今のうちに組みました。

メモ

後で腰部と脚部にシールを貼る指示がありますが、今回は貼りません。

スミ入れ・トップコートをしてから最後に貼るようにします。

脚部の製作

ラストの製作、右脚から進めていきます。

右脚のパーツ一式です。

足首・下腿・太ももと組んで…

合体させると右脚のできあがり。

同じように左脚も製作します。

メモ

ふくらはぎのような曲面のゲート跡は、当て木をせずにペーパーがけして処理したほうがいいでしょう。

こういう凹面にあるゲートはニッパーで二度切りしてもバリが残りやすいので、デザインナイフで残ったゲートを削ってからペーパーがけしたほうが早く処理できます。

塗装なし・ゲート処理だけで素組みした ジム・コマンド 完成!

これでひとまずHGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)の完成です。

お疲れ様でした~。

何気に私、ジムを完成させるのは初めてだったりします。(20数年前に途中で放り出した事はある)

左腕にマウント用パーツを忘れずに取り付けて…

シールドも取り付けましょう。

そしたらフル装備です。

全く塗装しないで素組みで終わらせる場合、指示に従って足・腰にシールを貼れば作業は完全終了です。

この後スミ入れしたり艶消しトップコートをする方は、そちらの作業に進みましょう。

あなたの模型ライフに役立てば幸いです。

それではまた。

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