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【動画:スポンジチッピング】HG ガンタンク RX-75 製作記6

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HGガンタンク、ウォッシングで全体的に汚し塗装をした後は塗装の剥げを表現します。

やり方としてはスポンジを使ったチッピングとドライブラシで、どちらもエナメル塗料を使って行いました。

Taro
Taro
実際の作業風景は動画のほうが分かりやすいかもです。

作業動画

スポンジチッピング

スポンジチッピングに使ったのはタミヤのエナメル塗料

  • XF-1 フラットブラック
  • XF-9 ハルレッド

です。

2色を同じぐらい混ぜました。

色選びはガンプラ凄技テクニックのMGザクキャノンの作例を参考にしてるのですが、いい色ですね~。

黒すぎず、赤すぎず、絶妙だと思います。

台所用スポンジをちぎった物に混ぜた塗料を染み込ませ、ティッシュでほとんど拭き取ります。

少しだけ塗料が残ったスポンジを、ガンタンクの出っ張りや角に優し~く叩きつけ色をのせていきます。

上半身にスポンジチッピングをした様子です。

下半身のチッピング具合です。

ドライブラシ

スポンジチッピングでは比較的浅い塗装剥げを表現しましたが、深くて金属面まで露出した状態も表現してみます。

ガンキャノンの塗装剥げではシルバー色もスポンジチッピングで行いましたが、今回はドライブラシのテクニックを使ってみます。

スポンジチッピングでやりすぎ感があったので、ドライブラシだと程々に抑えられるかな~と思いまして。

さらに今回は控えめなXF-56 メタリックグレイを選びました。

X-11 クロームシルバーとかだと目立ちすぎるかと思ったので。

実際には目立たない下半身の裏面で、メタリックグレイとチタンシルバーを試し塗りしてから決定してます。

塗料便の裏蓋から筆先にとった塗料をティッシュでよく拭き取り、出っ張りや角を優しく撫でるようにして色をのせます。

スポンジチッピングの時と同様に、毛先に塗料がほとんど残ってないぐらいでも十分です。

あと筆は1本100円ぐらいの安物の平筆で、毛先を1/3ぐらいカットしてコシを出した自作のドライブラシ専用筆を使ってます。

塗装剥げ完了

スポンジチッピングとドライブラシの技法で、塗装剥げのウェザリングが完了です。

ウォッシングまで済ませてあるビフォーと、塗装剥げまで済ませたアフターの比較です。

ウォッシングだけだと主に凹み部分へのウェザリングだったのが、チッピング・ドライブラシで凸部分への情報量が増えました。

このショットでみると、そこそこ上手くいったんじゃないかな?

私はまだドライブラシの加減が上手くできないので、メタリックグレーにして良かったと思います。

バックショットの比較です。

ウェザリングの中でも、塗装剥げの表現が一番好きかもしれません。

履帯・バックパック・キャノン砲もウォッシング後にチッピング・ドライブラシしてあります。

このまま仕上げとしても私けっこう満足なのですが、ガンタンクはキャタピラがついてて戦車ちっくなので、頑張って砂埃の汚し塗装もやってます。

  • この記事を書いた人

Taro

25年ぶりに模型製作を再開した地方済みの出戻りモデラー。今の主食はガンプラですが、ミリタリーやジオラマにも興味津々。

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