HGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)、二度切り・ゲート処理のみで組み立て⇒ガンダムマーカーでスミ入れ⇒つや消しトップコートをしました。
もうちょっと手を入れてみたいと思い、汚し塗装に挑戦してみる事にしました。
使ったのはタミヤ ウェザリングマスターのB及びCセット。
付属のスポンジやハケで手軽に表現できるという事なので、初めてガンプラをウェザリングするのに良さげです。
関連
- ガンプラを二度切り・ゲート処理だけで素組み!【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- HG ジム・コマンド(宇宙仕様) RGM-79GS 素組みギャラリー
- 実践!3種のガンダムマーカーを使ったスミ入れ【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- ガンプラつや消し 缶スプレーを使った方法を実践形式で解説!【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- ガンプラを手軽に汚す:ウェザリングリングマスターを使ったやり方【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- HG ジム・コマンド(宇宙仕様) RGM-79GS 完成!
付属スポンジだとガンプラにはオーバースケールかも?
いきなりジム・コマンドにウェザリングするのは気が引けます。
そこで以前素組み&ガンダムマーカーでスミ入れのみ行ったHG RX-78-2ガンダムで練習。
左半身(画像向かって右側)で色々と試してみました。
まず巷て言われてる通り、つや消しコーティングしてないとウェザリングマスターの”のり”が悪い。
ウェザリングマスターは女性が使うパウダータイプのアイシャドウ?と似て粉っぽいので、ツルツルの表面だとほとんど定着しません。
また付属のスポンジで擦り付けると広くベタッと付き、なんだかオーバースケールな気がします。
ウェザリングマスターは戦車とかのミリタリーモデル向けに開発されているので、1/35スケールのミリタリーモデルなんかだと付属のスポンジでちょうど良いはず。
1/100・1/144のガンプラで使う時はちょっと勝手が違う気がします。
ジム・コマンドを手軽に汚してみる
付属のスポンジで擦り付けると少々スケール感がアレだったのので、本番では綿棒を使う事にしました。
ジム・コマンドも部位ごとにバラし、台所からくすねた100均のトレーも用意します。
ウェザリングマスターは粉っぽいので、やってる最中にポロポロ落ちて思ったより周囲が汚れてしまいます。
落ちた粉をトレーで受けて、掃除しやすくします。
試しに綿棒でつや消しコーティングしたシールドに盛大に塗りつけてみます。
塗れたティッシュで9割ぐらい拭き取れますが、肉眼だと画像よりけっこう残って見えます。
完全に除去できる訳ではない点は注意してくださいね。
ウェザリングマスターを綿棒でエッジを中心に擦り付けます。
擦り付けると言うより、チョンチョンのせる、コロコロ転がしてのせるという表現のほうがいいかもしれません。
全体的にやるとわざとらしくなってしまうので、部分的に加減しながらやります。
ウェザリングマスターに付属のハケではらって、ボカしたりなじませたりします。
量が多かったら、水を含ませた綿棒やティッシュで拭きとります。
この時も擦って拭き取ったり、コロコロ転がして除去したりと加減する事で雰囲気が変わります。
そうそう、画像ではパーツを手持ちで作業してますが、これだとウェザリングマスターを塗ってるそばから手についてほとんど落ちてしまいます。
また手についたウェザリングマスターがペタペタ他のところについてしまい、私のジム・コマンドは指紋だらけになってしまいました。
ウェザリングマスターを使って汚し塗装する場合は、ガンプラを直接触らないようにしたほうがいいです。
という事で途中から持ち手を付けて作業しました。
組めるところは組んで、全体の様子を見ながらウェザリングしました。
ウェザリングマスターを塗り終えたら、つや消しトップコートを吹いて保護&定着させます。
これをやっておかないとガンプラを触るたびにウェザリングマスターが手についてしまいます。
コーティング剤を乾燥させて組み立てると完成です。
まとめ
スミ入れとつや消しトップコートだけの状態と、タミヤのウェザリングマスターを使って汚し塗装をした状態を比べてみますね。
左がウェザリング前、右がウェザリング後です。
付属のスポンジでベタッと色をのせるのではなく、綿棒で変化をつけながら色をのせて正解だったと思います。
ここで使用しているのはBセットのスス1色だけですが、装甲の汚れのような、剥げのような、それっぽい感じになってませんかね?
濡れた綿棒やティッシュで擦ったり、ポンポン叩いてボカしたりと、拭き取り方でも変化が作れました。
メインに使ったのが黒1色なので、目の肥えたベテランには物足りないかもしれません。
でも初めてウェザリングマスターを使う初心者としてはアリじゃないでしょうか?
シールドもススけた感じに。
ビーム・ガンにはCセットのシルバーを使いましたが、下地色が明るいせいかあまり効果がありませんね。
ここは塗料でドライブラシをしたほうがよかったかもしれません。
ともあれ、ウェザリングマスターを使った汚し塗装だけでもだいぶ雰囲気が変わりました。
慣れると準備してトップコートを吹くまで1時間ぐらいでできます。
修正も簡単なので、初心者さんにおすすめです。
素組みにスミ入れ+つや消しトップコートまでやり、次のステップに進みたい時に挑戦してみてはどうでしょうか?
関連
- ガンプラを二度切り・ゲート処理だけで素組み!【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- HG ジム・コマンド(宇宙仕様) RGM-79GS 素組みギャラリー
- 実践!3種のガンダムマーカーを使ったスミ入れ【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- ガンプラつや消し 缶スプレーを使った方法を実践形式で解説!【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- ガンプラを手軽に汚す:ウェザリングリングマスターを使ったやり方【HG ジム・コマンド(宇宙仕様)】
- HG ジム・コマンド(宇宙仕様) RGM-79GS 完成!