SDCSのクロスボーンガンダムのひざ下部分は、前後に分割されているので両側に合わせ目があります。
組み上げるとサイドスカートにも隠れず、アンクルガードの羽に目が行くついでに注目されそうな場所なので、合わせ目を消しておくことにしました。
関連記事一覧
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 開封レビュー
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 素組み
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 素組みギャラリー
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記1(胸部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記2(両腕)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記3(両脚)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記4(腰部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記5(頭部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記6(バックパック)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記7(サーフェイサー吹き)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記8(サフ吹き後の修正)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記9(塗装計画・白色の塗装)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記10(残りの塗装)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 完成!
合わせ目消し
素組み状態のSDCSのクロスボーンガンダム両脚です。
ふくらはぎの左右に縦に合わせ目が見えます。
腰パーツに組み合わせてもサイドスカートに隠れず、チャームポイント?のアンクルガードの羽に目が行くついでに注目されそうなのでちゃんと合わせ目を消しておく事にしました。
作業前に脚の前後パーツはタミヤセメントでムニュ着けしておきます。
素組みが終わった後にすぐ接着したので、しばらく模型製作していない期間も含めると3週間ぐらい乾燥期間をとってあるので十分です。
(模型誌では2~3日と言われてますね。)
片足はいつものようにタミヤのラッカーパテにラッカーシンナーを1~2滴加えて、爪楊枝でパテ盛りをしました。
その時にラッカーパテは乾くのに時間がかかるし、乾燥後の「ヒケ」が発生する事があるので、黒い瞬間接着剤を塗ろうかと思いました。
で、前回の両腕の製作の時に「拳」の肉抜き穴をエポキシパテで埋めたのですが、その時気になっていた事があります。
プロモデラーさんのブログで見かけたのですが、瞬間接着剤にベビーパウダーを混ぜる事でパテ代わりに使えるそうです。
この方法だと乾燥後のヒケも発生せず、硬さもプラスチックに近いのでペーパー掛けも違和感が少ないそうです。
せっかく瞬間接着剤を使うので、この機会に買い置きしてあったベビーパウダーを混ぜて使ってみようと思いました。
(後で気付いたのですが、合わせ目消し程度なら瞬間接着剤を直接塗るだけで十分です。もっと大きな肉抜き穴ならベビーパウダーを混ぜてパテ代わりに使う意味がありますが、今回は特に意味の無い使い方をしてしまいました。)
黒い瞬間接着剤とベビーパウダーを目分量で混ぜ合わせます。
参考にしたプロモデラーさんは1:1でも大丈夫だったようなので、私も同じような分量で混ぜてみました。
左が黒い瞬間接着剤+ベビーパウダー、右がタミヤのラッカーパテを盛った状態です。
瞬間接着剤使用なら時間が無い場合は硬化スプレーなどを使用すればすぐにペーパーがけに移れます。
今回はどのみち一晩置く予定だったので、両方とも自然乾燥させました。
ペーパーがけした時の感覚は、瞬間接着剤+ベビーパウダーのほうは確かにプラスチックに近い硬さでした。
ベビーパウダーが混ざっているので、瞬間接着剤だけよりも多少柔らかかったです。
ラッカーパテのほうは瞬間接着剤+ベビーパウダーよりも柔らかいので切削作業は楽です。
ただし、乾燥時間や「ヒケ」の問題もあります。
瞬間接着剤を使うか、ラッカーパテを使うか、製作時間と相談しながら好みで使い分けるといいでしょうね。
まぁ今回の瞬間接着剤+ベビーパウダーに関しては、もっと大きくて深い凹みに使う技法だと思うので、また別の機会に試してみたいと思います。
スジ彫りのやりなおし
合わせ目消しに伴って既存のモールドが埋まってしまったので、スジ彫りをやり直しました。
ふくらはぎから膝に向かう横ラインは、シンワ けがき針C ペンシル型 でフリーハンドでなぞってからBMCタガネ0.2mmで彫りなおしてあります。
横ラインの途中からスネに降りていく斜めラインは、けがき針でなぞった後にBMCタガネの0.2⇒0.3⇒0.5mmで太いスジ彫りをしてみました。
初めて0.2mm以上の太いスジ彫りをしたのですが、BMCタガネの切れ味が良いのでブレる事なく綺麗なスジを彫る事ができました。
ちなみに最初はAmazonでBMCタガネ0.2mmを単品買いしたのですが、使い心地が素晴らしのでスジボリ堂さんから直接「BMCタガネお試しセット」と「BMCタガネホルダーお徳用セット 7色」を購入しました。
よく使う0.2、0.3、0.5、0.7、1.0mmの5本にガイドテープ付きなのでお勧めです。
スジ彫りをはじめるとあちこち色んな太さの線を彫りたくなるので、正直言って最初からお試しセットとホルダーのセットを買っておけば良かったと後悔しています。
それと足やアンクルガードの部分ですが、特に加工はせずにバリ取りや足着けのためのスポンジやすりがけのみとしてあります。
まとめ
合わせ目消しで黒い瞬間接着剤+ベビーパウダーでパテ代わりにするという技法を初めて使ってみましたが、なかなかいい感触でした。
本来ならもっと大きくて深い凹みに使うやりかただと思うので、また別の機会に試してみたいと思います。
関連記事一覧
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 開封レビュー
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 素組み
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 素組みギャラリー
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記1(胸部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記2(両腕)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記3(両脚)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記4(腰部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記5(頭部)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記6(バックパック)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記7(サーフェイサー吹き)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記8(サフ吹き後の修正)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記9(塗装計画・白色の塗装)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 製作記10(残りの塗装)
- SDCS クロスボーンガンダムX1 XM-X1 完成!