エアブラシ塗装したHGガンタンク、退色表現に挑戦しました。
過酷な環境で酷使される機械って、塗装が色褪せてしまうじゃないですか?
説明書のイラストからガンタンクは暑くて乾いた土地・砂漠っぽい所で運用されていたようなので、年月が経つと退色したに違いないと思いました。
今回は全体的な色褪せではなく、部分的に激しく退色している状態を目指してみました。
よく赤・青など原色の車のボンネットやルーフがウロコのようなまだら模様になっているアレです。
(最近あまり見かけませんが)
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作業動画
退色表現のやり方
着色にはタミヤのエナメル塗料
- XF-2 フラットホワイト
- XF-57 バフ
を1:1ぐらいで混ぜたものを、エナメル溶剤でシャバシャバに薄めたものを使いました。
平筆で全体に塗ります。
ふき取りはエナメル溶剤ではなくジッポオイルを使いました。
プラスチック(ポリスチレン)にエナメル溶剤を大量につけると、もろくなって割れたりするそうです。
なので上手なミリタリーモデラーさんがやっている方法を見よう見まねでやってみました。
(本当は私もよく分かってません)
ジッポオイルを染み込ませたティッシュでポンポン叩くようにしてふき取ったり…
綿棒で撫でたり転がしたりしてボカしたり馴染ませたりしてみました。
退色表現完成
退色表現の前後を比較しますね。
太陽光(紫外線)がよく当たる場所、主に水平面に施しました。
具体的には胸部上面と下半身(戦車部分)の上面です。
現実の世界では車のボンネットやルーフが、部分的に激しく塗装が劣化して退色してますね。
特にボンネットはエンジンの熱も加わるので、劣化が著しい事が多いですよね。
下半身の後ろのほうです。
ここはエンジンの排熱口らしき場所なので、現実にガンタンクが存在するとしたら塗装の劣化やスス・オイル汚れなどが付着しそうですね。
狙い通りの部分的な激しい退色・まだら模様になったかと言うと「???」ですが、何かの参考になればと思います。