前回は部分的な退色表現に挑戦したHGガンタンク、ウォッシングして全体的に汚し塗装しました。
GSIクレオスのMr.ウェザリングカラーを使ったのですが、ウェザリングする事で原色系の色がだいぶ落ち着きました。
鮮やかな綺麗目仕上げもいいですが、量産機はこっちのほうが好みです。
途中乾燥時間を長くとりすぎて上手くふき取れませんでしたが、塗り直すことで何とかリカバリーできました。
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作業動画
ウォッシング
着色
Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを、よく振ってから全体的に塗ります。
そしてしばらく乾燥させます。
Mr.ウェザリングカラーは乾燥が遅いため、私は時短したい場合はドライヤーの温風で強制乾燥させたりします。
ふき取り
ふき取りにはMr.ウェザリングカラー専用薄め液を使います。
ティッシュに含ませてポンポン叩くようにふき取ったり、
綿棒に含ませてふき取ったり、コロコロ転がして馴染ませたりしました。
筆に専用薄め液をつけて余分な溶剤をティッシュでふき取り、パーツを撫でるようにして塗料を伸ばしたりもしました。
トラブル発生!乾燥させすぎ
Mr.ウェザリングカラーを使ったウォッシング自体慣れてないので、ふき取りはバックパックなどから行いました。
意外と時間がかかり夜遅くなってしまい、下半身の戦車部分は翌日に持ち越す事にしました。
ちょうど24時間寝かせて乾かした状態です。
そこで下半身をこれまでのようにふき取ろうとすると、イマイチうまくいきません。
ティッシュや綿棒・筆でボカしたり伸ばしたりできませんでした。
かと言ってふき取れない訳ではなく、塗料をほぼ除去する事はできます。
イイ感じに伸びるとかボヤける状態がなく、ONかOFFかしかできない状況です。
そこで苦渋の決断…塗料をほぼ除去してもう一度塗り直す事にしました。
下半身のMr.ウェザリングカラーをほぼ除去してもう一度塗ります。
塗料のノリが少ない気がしたので、上半身も一緒に再度塗りました。
そしてその日のうちにふき取りまで済ませました。
ウォッシング完了
ウォッシングすると色のトーンが落ちて一気に全体が汚れた感じになりますね。
前回やった部分的な激しい退色・色あせの表現はほとんど分からなくなってしまいましたが…。
今回のウォッシングはスミ入れを兼ねているので、排気ダクトのモールドもそれらしくなっています。
グレーのパーツはウォッシングの効果がよく分かります。
上はウォッシング前のバックパックやキャノン砲。
ウォッシング兼スミ入れでそれらしく変化しました。
まとめ
Mr.ウェザリングカラーを使ったウォッシング、個人的には乾燥時間の管理が難しかったです。
生乾きだといい具合に塗料が残ってくれないし、一晩寝かせると固まってボケたり伸びたりしてくれません。
これは下地塗装の状態にもよるかもしれませんね。
半つやとつや消しで塗料の残り具合・伸び具合に差がありそうです。
Mr.ウェザリングカラーは使い始めたばかりなので、まだまだ練習が必要ですね。