すっごい久しぶり(26~27年ぶり?)に水転写デカールを貼ったHGザクⅡ、ウォッシングで汚し塗装をしました。
ウェザリングの前にはデカールの保護と表面の粗さを整える目的で一旦コーティングしてあります。
1回目のウォッシングが納得のいく仕上がりでなかったため、今回は2回作業しました(;^_^A
要領悪いので仕方ないですが、それなりに勉強になりましたよ。
関連
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 素組み
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記1:頭部
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記2:胴体
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記3:腕
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記4:脚部
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記5:武器類
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記6:塗装
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記7:デカール貼り
- 【動画:ウォッシング】HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記8
- 【動画:スポンジチッピング】HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記9
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 製作記11:クリアパーツ取付
- HG 量産型ザクⅡ MS-06S 完成!
作業動画
半光沢コーティングにした理由
Mr.ウェザリングカラーを使ったウォッシングの前には、水転写デカールの保護と表面粗さを整えるためにコーティングしてあります。
模型誌では「つや消しにしましょう」と書かれてる事がほとんどですが、実は今回半光沢の缶スプレーを使用しました。
つや消しだと表面がザラザラになり塗料の定着は良いのですが、拭き取ったりボカしたりの調整が難しい気がします。
それとTwitterで見かけたミリタリープロモデラーさんが戦車にウォッシングする時に「塗料が筆で良く伸びるから光沢がおすすめ!」とおっしゃってたのも思い出しました。
なので
- どんな塗料を使うか
- どんな表現をしたいか
で下地を変えたほうがいいのかも…と思いました。
とは言っても初心者の私にはどんな仕上がりなんてイメージがそもそも無いのでございます(^_^;)
そこで中間をとって半光沢にしておけば調整がしやすいだろうと思った次第です。
1回目のウォッシング
1回目のウォッシングはオーソドックスなステインブラウンを使いました。
セオリー通り塗料皿に取り出して、専用うすめ液でシャバシャバに薄めて塗布します。
もちろんこの時点では1回でうまくいくと思っています。
塗って多少乾燥した状態です。
筆の跡が気になります。
そこで専用うすめ液を染み込ませた筆でボカしましたが、イマイチ気に入りません。
何か方法はないかと思い手元のティッシュで軽くポンポンしてみるとこれが割といい感じです。
筆跡も気にならなくなりランダムに塗料が残ってくれます。
今見ると薄っすら汚れた感じでこれはこれで良いと思いますが、作業中はもっと「汚れた感」が欲しいと思いました。
そこでもう一度半光沢でコーティングして2回目のウォッシングをする事を決意します。
2回目のウォッシング
2回目はさっきより濃いめのグランドブラウンをチョイス。
瓶からチョンチョンと直接塗ります。
そうそう、Mr.ウェザリングカラーの蓋には筆が付いてないのですが、Mr.接着剤用筆セットがドンピシャ適合するので私はコレを装着してあります。
瓶生の塗料を専用うすめ液を染み込ませた筆で広げます。
ドライブラシで使う毛の短いガサガサの筆を使いました。
動かす方向は重力を意識して縦に。
次いで乾いた綿棒を縦方向に動かしながら拭き取ります。
濃い場合はさらにうすめ液を染み込ませた筆で塗料を除去します。
どうでしょう?
1回目より汚れた感が出たんじゃないでしょうか?
拭き取り加減によって凹み部分には多めに塗装を残してあります。
まとめ
余計に手間がかかりましたがウォッシング完了です。
ウォッシング後はつや消しの缶スプレーで保護しました。
ビフォーアフターです。
デカール貼って半光沢の時から大分雰囲気変わりました。
拭き取りの時に重力方向を意識したので、汚れが下に向かって流れた感じが出てるかと。
ふくらはぎの所なんかは塗料を多めに残したので、陰影もついたと思います。
最後に余談ですが、つや消しコーティングの時慌てて湿度の高い日にスプレー吹いちゃいました。
HG量産型ザクⅡ
25年以上ぶりに恐る恐る水転写デカール貼って、ウォッシングしてつや消しコーティングまで完了。
慌ててつや消し吹いた時の湿度が75%超えてたから白化しないか焦ったけどセーフでした😅
あとはチッピングしよっと。#ガンプラ #プラモデル #gunpla pic.twitter.com/0rf8gqVxg8— Taro@リターンモデラー (@returnmodeler) May 1, 2020
湿度が75%もある事にスプレー吹いた後から気付いて、白化しないか焦りましたがなんとか大丈夫でした。
次はエナメル塗料とスポンジでチッピング(塗装剥げ)をやっていきます。
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